河合塾での浪人生活についてです。浪人が決まった人向けの記事になるのかな?

ただし最初に断っておきますが僕自身は河合の授業ほとんど切っていたのでそこまで活用できていません。

ただ周りをみた上での活用法や自分なりにの最適解について書いてみます。




まず河合塾本郷校のシステムについて

本郷校には自習室が基本的に2つあります
地下自習室と開放自習室です

地下自習室では指定席制で電波遮断のもと(auは入ったような気もしますが、、笑)かなりピリピリした環境で勉強できます。
離席も20分を超えると勝手に荷物が撤去されるなどかなり厳しいです
一方開放では高校の教室のような場所で勉強ができます。
使い分けができるという点でとても良かったように思いました


少し疲れた時にはスカイラウンジという場所で休憩もできます

カフェのような空間で雑談をしたり、飲み物を飲みながら勉強をしたりすることのできるスペースです。
ここで喋る人は落ちやすいのか、、と思われがちですが、ここに集う人は逆に余裕な人が多く地味に合格率が高かったようにも思います笑

またロッカーを貸し出していたので多くなりがちな教材もかなり楽に運用できました^ ^


コースは最初に自分で選ぶ形態でした

文系は文類アドバンス、プラス、無印
理系はハイパー スーパー 無印?(あんまりわからない)
に分かれています
説明会に行けばわかると思いますが上のクラスになるとテストゼミがついたりします



ここで大事なのが、

基本的に文類はアドバンスに入りましょう。

合格率がかなり違います。

講師も人気?の人が多く割り当てられるので文アドが1番優位です。

詳しくは説明会へ^ ^




本郷校では添削が多めなので添削してもらいたい人はオススメです(僕はほとんど使いませんでしたが笑


基礎シリーズ→完成シリーズ→実践シリーズ→突破シリーズ

とタームがわかれています。
イメージとしては
1学期 基礎シリーズ 基礎を固めよう。社会は近世くらいまで

2学期 完成シリーズ 実践してこう。社会は現代まで

実践シリーズ 完成シリーズ終わった後テストゼミをやったりする。 ただ大体の講師が無視して独自に授業を展開

突破シリーズ センター対策

という感じです。

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基礎シリーズの時間割はこのような形です

意外とスカスカっておもったあなた。そんなことはありません大変です。


予習は僕はテキストの該当範囲の問題を解いておくくらいしかやりませんでしたが、かなりやっている人では単語の意味を調べたり軽くまとめを作っておく人もいました。

そして予習をした問題の解説を授業で受け、ノートを取る
復習でそれを再確認していく

というサイクルが基本でした

復習では、英語系は英文を読み直しスラスラ読めるか、単語は大丈夫か、構文が瞬時に理解できるか、そういうくらいしかやりませんでした。

社会は先生がかなり丁寧なプリントを配ってくれると思うのでそれを覚え直したり、該当範囲の論述のテキストを利用して知識を補充したりしました。

数学は問題の解き直しとか?


ちなみに僕の時間割は


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これでした()
(日本史は出たり出なかったりです)

まぁこれにはいろいろ理由がありますがそれは後ほど



だいたい多くの河合塾生は閉館までいたとして授業終わりから自習時間が毎日4〜5時間程度しか確保できていません

次の日の予習にだいたい1〜2時間かけて、その日の復習に2〜3時間かけて一日を終えています

追加でやることは多分ほとんどの人ができていなかったように思います。



ただ、土日は授業ないのでやるならそこでやってる人は多かった気もします。



さて前述の僕が切った理由ですが


落ちた時点で英国のせいなことはわかっていました。


そのため英国を集中的に固めたかったので、日本史や数学がいらなかった。そして古文が難しすぎて何言ってるかわからなかった

なのでそのあたりを切りました。

また朝起きるのがきつかったので1.2限を切りました。


(2つめは僕は自律神経系の病気を高2の時から患っていて午前中に活動することがとても厳しい状況だったからです。ちょっとサボりたい気持ちがあったことも否定はしませんが←)


つまり僕が言いたいことは
得意科目やあまりに苦手で授業について行けないレベルのものは切ってしまってその分の時間を自分で改善する時間に当てるといいのではないかということです。


ぶっちゃけ河合のテキストで東大に関して言えば十分だと思います(何度も言いますが慶應法学部の社会だけは別です。あそこは本当に悪問しか出しません)

僕切った時間を英語の参考書をやったり復習の量、質を上げたりしていました。授業数3分の1だったからその分受けてた授業はみっちり吸収できました。


なのでだいたいイメージとしては

センターレベルであまり得点できていない(750点を下回りうるレベル)ならば切ることはお勧めしません。というかそのレベルならばおそらく自分で補填することができないようにも思います

780以上810以下の微妙なラインの人
苦手科目は食いついた方がいいと思います。得意科目は伸ばした方がいいのかな?

810以上安定の人
好きにやってください。1年みっちりやれば基本大丈夫です。サボればすぐ落ちますが()


という感じです。


東大に限って言えば、日本史や地理はセンターと二次の相関性はそこまで強くないと思われるので、開示得点を参考にいろいろ考えてみるといいと思います。


もちろん人それぞれですし人によって対応は変わると思います。
ただ、根底の力をつけるという意味では河合のカリキュラムをしっかりとこなすことは力をつけることになると思います。

社会に関して言えば世界史は坂本先生一択。彼の授業はかなり東大を意識している上に面白いです。
ただ社会は河合のペースだと遅すぎるので一問一答など詰めるものは早い段階から詰めておくべきだと思います

日本史は僕はあまり教師が合いませんでした。
なので学研の野島先生がお勧めです(何度も言いますが僕はGakkenの回し者どころかスタッフですらありません)

ただ日本史の坂本先生は論述を授業中見てくれるので好きな人は好きかもしれません
僕はそもそも彼の解答自体がうん?っていうスタンスだったので合わなくて切ってしまいましたが、面倒見の良いいい先生だと思います

そこは自分で見極める必要があるでしょう、、


数学は河合めちゃくちゃいいらしいです。

かなり伸びた!!と言っていた人が多く感じます。
ただしテキストが膨大でかなり予習復習に追われます

本当に得意な人(センターでも190以上、2次でも65点を超えるような人)は切っても問題ないとは思います。僕は全部切ってテキストの問題だけ後から解きました。わりと最初は簡単ですが地味に手こずった問題もありました。


河合の利点はやるものに困ることはそこまでないことです。もちろん世界史中論述のネタ等は東大受験生永遠の課題だとは思うのでそういうのはしょうがない部分もありますが、基本的に河合のテキストはわりと秀逸です、

ただし英作文やリスニングは人によると思います。僕は切りました。


 
本郷校で1番いいことは、本気で周りのレベルが高いことです

文アドはクラスが1番上でしたが、クラス分けテスト等はなく入ったクラスが一年間続きます、

文アドはクラス平均で冠模試余裕でB判定超えてきますし、Aなんてザラです。極端な話Aじゃないとやばいってなります。

なので環境的にはかなり駿台に比べるといいのかな、、と思います。



河合のカリキュラムをどう自分の勉強に取り入れるか


これができれば大丈夫だと思います。あとはやり切るだけです。


ただ試験は水モノなのでどんなに頑張っても落ちてしまうことはあります。

そういう場合もあることは常に念頭において、その可能性を0に近づけるよう勉強できれば浪人生活は成功できると思います。^ ^





要約すると







綿密な計画を立てて勉強しましょう^ ^