「どんな恋でもないよりまし」

まあ、ほんとにどうしようかというくらい
ダメンズ?に翻弄されているけれど
(それがとにかくおかしい)

でも、やっぱり
「どんな恋でもないよりまし」

転んでも、けとばされても、恋に突き進む姿が
おかしく、楽しく、思わずにやにやしてしまう。

そんな周囲のコテコテに対し
一番普通、に思われていた主人公が
一番重症であまりに切ない。


最後に女たちは
「いい男、いないわよね~」と、焼酎飲みながら。

でも。やっぱり、「恋してたい」わけ。
なんとも愛らしく、痛快、そして切ない汗

キャッチコピーの
「ずっと好き」はどこにもないから
私は毎日「小さな嘘」をつく
っていうのもいいなあ。

あと、さかいゆうの「train」
高知、漁師町の風景も
かなりいい。