児相から送られて来た書類を
なかなか記入せずにいた主人。




私は私で移植準備に忙しく、
小言を言うのも疲れたので
一切主人をほっておいた。





すると不安になるようで、

“さーてと、書こうかな”

などと言ってアピりながら
一気に書き上げてくれた。





な~んだ、
やれば出来るじゃん!





10枚ほどの書類を速達で出して
ようやくホッと一息。





すると翌日の午後には
早速担当者から電話が来た。





色々な案件を抱えて
お忙しいでしょうに、

とにかく
何もかもがスピーディー。






そして家庭訪問の日取りを
出来れば今月中で決めたいと言われた。





いくつか候補がある中で、
移植前が1日だけあった。




移植後だと判定日まで
何かと落ち着かないだろうし、

今なら
仕事も落ち着いていて休みやすい。





家の片付けの問題があるが、
そんなにピカピカにする必要はないし
ありのままを見て頂ければいい。




そう思ったので
最短の日程で決めた。






“移植の結果が出てからでいいじゃん”

とのたまう夫のケツを叩いて
部屋の模様替えを少しした。






確かに同時進行なんて
普通はあり得ないことだと思う。



でも仕方ない。



年内には登録申請までは
進んでおきたいから。





実際に紹介のお話を頂けても
特別養子縁組までたどり着くには
恐らく1年半はかかるはずだ。





高齢の私は
全てが時間との闘いだ。




やるならとことんやる、
出来ないならとっとと諦める。




それしかない。






今更あれこれ考えても
無駄に時間が過ぎるだけ。





だから私は前に進む!