1. あなたたちは、鵜飼の鵜によく似ている!
この世において、あなたたちの教祖さまは、うまく自分自身では金を稼ぐことが出来ない。そこで、あなたたち、選ばれたる民は、この世でせっせと働き、そのほとんどを年貢として納めている。(たしかに需要と供給のバランスはあっている!?)
2. 信者年数が長いとは、まるで、服役期間が長いと同じである!
かく言うわたくしめも、23年という長きにわたり、ご奉公して参りました。いや~、本当にまいりました (>_<)
隔絶された世界で生きて参りました。
確かに解放された直後は、なかなか社会になじめず、戸惑いもありました。
信者以外の人間関係も断ち切ってきたので、友人と呼べる人もおらず、さびしい思いもしました。
しかし、シャバというのは、やはり素晴らしいものです。
毎朝、太陽が昇り、周りの人たちの笑顔も輝いています。希望に満ち溢れています。
それまでの世界といえば、自分で考えることも許されず、内側の世界にいる一番えらい人が言うことがすべて正しいことである。
外の世界(この世)は、つまらない価値のないものである。内側(あの世)こそがすべての中心であるのだと教え込まれていました。
ですから、実際には、城壁はなく、ドアは開いているのですが、私も含め、だれも外に出ようとはしなかったのです。
外の世界に興味もなかったのです。
ところが、少しづつ、内側の世界に不信感を持ち、実際に外の世界に出ていく人が出てきました。
そして、その人たちが、外の世界に行ってみて、外の世界から、内側の世界を見ると、とても、限られた世界であり、そこで一番えらいとされていた人が実は、とんでもない、ペテン師であることがわかってしまったのです。
そこで、その人たちは、必死で外の世界から、内側の人たちを救い出そうと、声をからして、真実を訴えているのです。
しかし、内側の世界の人たちは、一向に信じません。内側の世界こそが素晴らしく、その中で一番えらいとされている人が宇宙を作った神様だとも信じているのです。
実は、その内側に長く住んでいる人たち全員、もともとは、外側に住んでいたのです。でも、いろんな宣伝や広告で、内側の世界は素晴らしいとキャンペーンのように囃し立てていたので、つい内側に入ってしまったのです。
でも、内側に住んで長くなると、もう自分がもともと、外側から来たことも忘れてしまいました。もともとわたしは内側の人間である。いや、本来、人間はみな、内側の人間なのだ。外側にいる人にも、はやく知らせてあげないと、、、と思っているのです。