わたしは、あなたたちが限りなくいとおしい
たとえ、間違った宗教を信じていようとも
たとえ、あなた達の信仰の対象が、人間として、手本にならない人物であったとしても
それを素直に、時に愚直に、信じているものたちよ
それを哀れだとは言うまい
それをすぐさま、正しなさいとも言うまい
わたしは、本当にあなたたちがいとおしい
できることなら、この手で、あなたたちを抱きしめることによりて
幸福にできるのならば
何度、思ったことだろう
なんと神様は残酷な仕打ちをされることであろうかと
でも、わたくしは、神様を恨むまい
試練も時には、必要であると
わたくしは、本当の愛を知りたい
わたくしは、本当の神様に出会いたい
わたくしは、本当の幸せを知りたい
そして、その愛をあなたにも、感じて欲しい
そして、その神様をあなたにも、出会って欲しい
そして、その幸せをあなたにも、味わって欲しい
縁あって、出会ったあなた方であるならば、
出来ることなら、あなたたちが生きているうちに
真実に出会って欲しい
心の底からの涙を流して欲しい
苦しみでもなく、さびしさでもなく、空虚でもなく、
幸せの涙を、流して、心の底からの喜びの涙を流して欲しい
わたしは、神に祈る
ただ、ただ、あなたが幸せであることを
ただ、ただ、真実の人生があなたに訪れることを
必ずや、真実の愛に目覚めんことを