貴女が愛する人を
 
本当に思うのなら
 
互いの他生(別々に生きて来た)をも
 
ありのままにに受け入れる
 
心根がいるでしょう
 
 
 
貴女が愛する人と
 
人生を共有するのなら
 
その人が今迄
 
大切にして来た人を
 
共に大切に思って下さい
 

 
そんな貴女なら必ずや愛する人も
同じ様に
 
いや!それ以上に貴女の大切な人を
思ってくれるでしょう

 
 
 
 
貴女の愛する人に
 
望むものがあるなら
 
先ず相手の望むものも
 
どうか知って下さい
 
 

 
貴女の愛する人と
 
本当の幸せを望むのなら
 
先ず貴女がその人の幸せを
 
祈ってあげて下さい
 
 
 
それは
全て貴女が
愛される所以(ゆえん)だからです
 
 

 
貴女の愛する人の原点を
 
拒否する事は
 
貴女の愛する人それ自体を
 
否定する事に他ならない事を
 
知って下さい
 
 
 
 


それを愛と呼びますか?
 
 
 
それは愛ではなく
自我(えご)と呼びます
 
 
 
自我(えご)からは
何も生まれない
 
 
むしろ幸せを得る事から
遠のく事になるでしょう
 
 
 
 
貴女は憶えていますか?
 
愛する人の母から
 
受け継がれた
 
輝かしいダイヤモンドを…
 
目をまん丸に輝かせ
 
自身に相応しいのかと躊躇しつつ
謙遜しながら指を眺め
 
胸一杯になったあの日の事を

 
 
 

 
今の貴女を
鏡に写して見て下さい
 
 
貴女の愛する人も
貴女に関わる全ての人も
 
 
貴女を写し出す鏡なのです
 
 
 
 
どうか貴女の心の鏡を
絶えず磨いてみて下さい
 
 
ダイヤモンドの輝きに負けない
輝きを放つ様に…

 
 
 



と…願いつつ
 
 
 




拙きエッセイなる
ひとり言を拝読頂き
いつもありがとうございますm(__)m