今日は半袖陽気でした。
世間的には今日もなんでしょうけど、昨日まで5日間、仕事で屋内にいた関係で、日中の暑さを体感してませんでした。
ところで、NOFXのEP「Half Album」の発売日は昨日ですが、まだ入荷待ちの状況です。
まだ、日本に入荷していないようで、もう少し時間がかかりそうですが、FAT MIKEのストリングス・アルバムでも聴いて、ゆる〜く待っています。
FATのアルバムはバンドの音だけでなくボーカルなしで、NOFXの楽曲をオーケストラで再構築したアルバムで純粋にメロディを楽しむ内容になっています。
さて、最近ブログでは、新譜中心にアップしていたような所もありますが、旧譜(発売してから1年半以上経過すると、旧譜と言うようですが)も取り上げてみる価値はありますよね。
今日はミディアムなテンポ、スローなテンポをテーマに最近聴いた旧譜の中から何枚かセレクトしてみました。
まず、ミディアムと言うとKen Yokoyamaの新譜「INDIAN BURN」は前作の「4WHEELS 9LIVES」と比較すると、テンポはゆっくりめになっていますが、でも心に沁みる曲が多いですよね。
今日取り上げるのは、さらにゆっくりなアルバムを取り上げてみます。
まずハイロウズの「リラクシン ウィズ ザ・ハイロウズ」。
その前のアルバム「バウムクーヘン」も名盤ですが、リラクシンもカラーが違い、緩い作風ですが、いいですね。
Kenさんもそうですが、アップテンポの曲と心の沁み方が異なりますよね。(どちらも心に刺さりますが、刺さり方が異なると言う意味で、どちらが良いかと言った優劣はありません。)
景色があって、人の心の働きや感情が投影されていて、情景を感じ、特にヒロトの日本語のボーカルが心に刺さったりします。
マーシーの歌詞がこのアルバムのポイントにもなっているように思います。
それと、ロウエイタスの「旅鳥小唄」。
ブラフマン、OAUのトシロウさんとエルレガーデン、ハイエイタス、モノアイズの細美武士さんの2人のアコギの弾き語りのユニット。
ゆっくりで静かなトーンが漂う中で、静と動のコントラストが絶妙で、日本の情景が漂いますが、それだけでなく、政治や社会の風刺もあります。
でもフォークとは違う、細美さんやトシロウさんのカラーが全面に出ていますね。
OAUは欧米のトラッドやルーツミュージックの要素もあったりするのですが、ロウエイタスは至って日本的ですね。
ジャケ写もCDとアナログ盤に違いがあります。
CD、アナログ盤ともにジャケ写は、林忠彦さんの作品ですが、特にアナログ盤の「洋モクをくゆらす戦災孤児」の写真を初めて観たときは衝撃的でした。(このアルバムで初めて観たのではなく、かなり前ですが)
ここ1週間でも他にアルバムを聴いていますが、特に2枚にセレクトしてみました。
ハイロウズ繋がりでブルーハーツの緩めのアルバム「HIGH KICKS」も名盤なんですけどね。
最近のブログの更新頻度は週に1回、多くても2回ですが、今後もちょくちょく聴いているアルバムから1〜2枚セレクトして取り上げます。