第3回「夕暮れ」あらすじ

両親をだましていたことで、すっかり信用を失った光彦。だが、光彦は何よ
りも自分がハナにケガを負わせた犯人だと思われていることが我慢ならなか
った。一方、邦男と弘子は自分の息子の無実を信じようと、聞き込みをする
がなかなか真相をつかめずにいた。



刑事からこのままでは息子さんが起訴されてしまうと言われた邦男は、つい
にハナに示談金を支払うことを決心した。
しかし、光彦は自分が信用されていないと感じ、病院に乗り込み再びハナに
面会するが、ハナは証言を翻えさなかった。



再度、光彦は両親と共に見舞いに訪れた時、ハナが病院の公衆電話で音信不
通の息子に何度も連絡を取ろうとしているのを目撃した。ハナは遠く離れて
しまった息子に会いに来て欲しいが為の狂言をしていたのだ。
やがて真犯人を目撃した人が現れ、光彦の容疑は晴れた。ハナの退院する日
に邦男と光彦は、ハナを自宅まで送って行ったが、ハナの寂しい後姿に複雑
な心境になった。