晶來(あきら)です。

いかがお過ごしですか?^^

 

 

2月23・24の日程で訪れた

千葉&茨城の旅について

個人的なスピ目線を織り交ぜながら

綴っています。

写真は友人撮影のものも借用しています^^

 

 

 

 

これまでの記事。

 

 

 

 

お団子を食べたあと

向かったのは

香取神宮の一之鳥居にあたる

 

 

「津宮鳥居」

 

 

 

こちらでのことは、また

珠ミッション記事として

別にまとめますね。

 

 

 

 

 

 

利根川のほとりにある

大きな鳥居ですが

とてもエネルギーの強い場所でした^^

 

 

でもって、風もすんごい!

 

 

 

 

 

 

なんか可愛いことしてる

人たちがいた。笑

 

 

 

このあと、誘われて皆で

手を繋ぎながら「わーい♪」と

鳥居をハグして遊んだ

良い年こいた大人たちでした。

 

 

 

 

 

 

次に向かったのは

香取神宮の第一摂社

 

 

「側高神社」さん。

 

 

 

こちらは「言わず語らずの神」

とされており

 

香取神宮の祭神である経津主命と

縁故の深い神を祀った神社だそうですが

 

その主祭神は神秘とされ

口にすることは許されず

明らかにされてはいないそう。

 

 

 

「国土浄化の祖神」

という看板もありました。

 

 

 

 

駐車場から少し坂を上って

境内に入ってゆくのですが

 

 

しんとした神妙で厳粛な

静寂に包まれながら

とても位の高い方のいる気配が

ひしひしと伝わってきて…。

 

 

 

 

杜や境内でひそやかに

息をひそめている

視えないお仕えの方たちが

 

 

私たちに粗相をしないようにと

厳重に注意なさっている感じを受け

 

 

「どうしよう…ここ超厳しいのかな…」

 

 

と思って緊張してきた私。

(なぜならば私は

自分に甘すぎる人種であるがゆえに

厳しい神様が苦手だからです…笑)

 

 

 

しかし、本殿近くの小さな狛犬さんが…

 

 

ちさっ!

 

 

そして…

 

ムハァー♡

 

 

なんだこの表情wwww

 

 

 

 

思わず気が抜けちゃうような

可愛くてユーモラスな

ジワジワくる造形で…

 

 

厳格なご神氣と

狛犬さんのチマっと感と

愛嬌ある表情。

 

 

そのギャップが可笑しくて

笑えてきて…笑

 

 

すっかり心和み^^

ありがたいことに

緊張も解けたのでした。

 

 

 

狛犬撮ってるとこ、撮られてたw
 
 
 

ちなみにぽよくんは

騒ぐのNG系の厳しめご神氣の

神社さんに参拝する場合や

 

彼の体力や運動能力的に

しんどい場所を訪れる場合などは

 

必ずといっていいほど

「おれ、車で待ってる」と言って

待機している空気読みBOYで…

 

 

 

この時も車で待機。

助かりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尊い杉のご神木にご挨拶(´▽`*)

杉ミッションもこなしつつ…

 

 

 

 

 

 

拝殿で珠ミッションについて

ご報告させて頂くと

涙反応がありましたが

 

 

こちら側からだと

どんな神様がいらっしゃるのか

今ひとつよくわからず…

 

 

裏手に回って本殿を見ると

 

 

あ!

大きいお姿の女の神様がいる!

と。

 

 

 

 

 

 

頭がお屋根よりも上にあります。

 

 

 

本殿の社殿の塗りのように

深く渋い色の

かさねのお着物を着た

 

 

髪の長い女神さまが

厳かな氣配を湛えて

立っていらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

さぞかし厳しく怖い

女神さまなのだろうか…と

思っていたら

 

 

気高く厳粛な方ではあったけれど

 

 

途中、私たちが何かしらを

会話していて笑った時に

女神さまも一緒に

笑われた時があって

 

 

するとその時

 

 

社殿のあたりに「ぱっ」と

陽が射して明るくなり

周囲の雰囲気が和やかになりました。

 

 

 

石川旅の時にも思ったけれど

やっぱり、神様が喜んだり

笑ったりなさると

何かしらその想いが

現象になって…

 

 

私たちに「神様の想い」を

感じさせるようなシステムが

 

 

物質の世界と

エネルギーの世界とのはざまには

あったりするのでしょうか…。

 

 

なんとも不思議。

 

 

 

 

 

 

女神さまから、ご自身について

幾つか教えて頂いたことがあるので

それを元に

 

以下、秘匿とされている

側高大神さまのご正体について

私なりの推測・見解を述べますね。

 

 

 

長いので…

ご興味ある方だけお読みください。

 

 

 

この日、こちらの女神さまを

感じたことで

私は自分の認識を少し改めました。

 

 

人間よりも

よほど大きなサイズで感じる神様は

もともと人間ではない存在なんだろう…

 

 

そう思っていたけれど

そうではなくて

 

 

私がサイズ感として

捉えられるお姿の大きさは

単に「神様としての御力の強さ」

反映していたのかも、と。

 

 

 

なぜならこちらの

側高大神(女神)さまは

大きなお姿の存在だけれど

 

もともとは、

強い霊力をお持ちのシャーマンで

古代に人間でいらした方

だからです。

 

 

 

大昔、「巫女」という呼称はなく

物忌(ものいみ)と呼ばれた

女性の神職者たちがいました。

 

 

 

側高の女神さまは

香取神宮の物忌にあたる方で

 

 

香取神宮の御祭神の后として

香取の神にお仕えしていた

最も重要で最も身分の高い

 

 

神霊と交流できる

強い霊力のある女神官。

 

 

大役を生きることになった

ご自身に誇りを持って

その精神を磨き抜かれた方です。

 

 

 

ちょっと「卑弥呼」感も

ありますよね^^

(確か卑弥呼も限られた人の前でのみ

生活しており、人前に出なかったそうで?)

 

 

 

 

 

 

 

人間であった生前から

女神さまは

人前に出ることなく

 

名も隠され姿も隠され

 

潔斎と香取の神さまへの祭祀、

国土のための祈りのみに

生きられていたようです。

 

 

 

「神様の后である」

という立場をとるということは

人の身でありながら

「神に近しい存在」とされること。

 

 

神とは「隠身」(見えないもの)

 

 

只人の肉眼では

見ることのできない

神霊の性質に倣い

 

その姿や行いは、誰にも

神に仕える限られた人たち以外の人々に

見られたり知られたりしては

いけないのです。

 

 

 

実力あるシャーマン…

 

けして表舞台には出ず…

けれど神霊と交流し

国土のためにひそやかに働く

 

重要なご神事の大ベテランともいえる

気高い姫神さまなのでした。

 

 

 

というわけで、そのような

呪術的な意味合いを持たせた

「秘匿」の意図が

今なお受け継がれ、正体不明と

されているのかなと推測します。

 

 

 

ただですね

女神さまの「秘匿」には

 

もうひとつ

古い時代の政治的な事情が含まれた

一種の作為?もあるのじゃないかしら…

と思う私です。

 

 

 

この女神さまの出身となる氏族は

「忌部氏」という

古代朝廷の祭祀に

関わる一族だったようで。

 

 

私は全く歴史には詳しくないので

ベースの資料などはなく

感覚的なもの言いになりますが…

 

 

 

忌部氏というのは

 

 

たぶん、もともとは

早い段階に敵対勢力に恭順し

協力関係を結ぶことで

新勢力の政治(祭祀)に関わる身分を

保証された「渡来系出雲族」の

一派なんですよね。

 

 

(出雲族は多様な渡来民と土着先住民が

上手に習合した民族だと思っています)

 

 

古史によると

中臣氏(のち藤原氏)と共に

中央祭祀の権利を持っていた忌部氏は

 

 

平安時代前期に

中臣氏に排斥され

中央権力の枠組みからは

あれよあれよと

転落していくそうですが

 

 

それがとどめになったのだとは

思うものの

 

 

それ以前から忌部氏というのは

朝廷側からは

徐々に排除していこうぜ!的な

扱いを受けがちだったのでは…

と思うんですね。

 

 

 

旧勢力であった出雲族というのは

それまでの国土の開拓民として

民衆に人気のある勢力で

 

 

新勢力側からすると

身内にはなったものの

彼らに寝首をかかれはしないか

覇権を奪われはしないかと

警戒すべき存在であり

 

 

ゆくゆくは影響力や

政治的な権威や権勢を

削いでいきたい対象で…。

 

 

 

それで、忌部氏というのは

古代の政治における重要な祭祀に

関わる一族とされ

一見、身分も高く重用されながらも

 

 

実質は、敗戦側の一族として

覇権を握った側から

被差別的・被支配的な

扱いを受けていたのだと思うのです。

 

 

 

忌部氏以外にも

新勢力に恭順して

協力的にふるまうことで

 

一見、その内部に

身分高く組み込まれながらも

 

実質、差別的な扱いを受けてきた

名を変えた出雲族さんたちって

たくさんいると思うのですが

 

 

 

とにもかくにも、

元旧勢力でもあるこの一族が

どんなに重要な職について

水面下で色々と頑張ってきたことや

成し遂げてきたことがあったとしても

 

 

なんだかんだでその功績は

表に残してもらえなかったと

思うんですよ。

 

 

手柄は全て別の人たちの

威光になるわけ。

 

 

 

そして世間からもだんだんと

忘れ去られていく…。

 

一族としての権威や権勢も衰え

要職に関わる力もまた

衰退していく…。

 

 

 

(他の恭順型出雲族もきっとね)

 

 

 

そんなわけで

古代の神秘というロマンティックな

側面だけではなく

 

古代のいろいろな

複雑な大人の事情も含んでの

 

「ひみつの側高大神」さまなのかもな~

 

とも感じた、私でした。

 

 

 

なので、以上は

ただの推測ではありますが

むしろ私は正体を

明かしたいくらいです。笑

(ダメならそもそも、

女神さまやそのご眷属さまが

ヒントも何も教えてくれないはず)

 

 

 

 

名が残らなくても

名を隠されても。

 

 

誰に知られているわけではなくても。

 

国や人々のために

頑張ってきた神様たちが

きっときっと、この日本に

ごまんといらっしゃるであろうことに

 

心より敬意と感謝を

あらわしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

参拝を終えて

次の「息栖神社」に向かうために

車に乗り込んだら…

 

 

坂道の下に

 

 

女神さまにお仕えする方たちが

どこかにこやかで

丁寧な丁重な感じで

お見送りに下りてきて

くださっていて(*´ω`*)

 

 

(※視えてるわけじゃなくて

そこにいる氣配とか

漠然とした想いを感じているだけね)

 

 

 

最初の緊張感はすでになく

お参りできてよかった♪

 

という幸せな気持ちで

次のスポットへと向かったのでした。