下のグラフを見てください。

コロナ前と今年の1〜4月の訪日観光客の国別割合です。

お、韓国増えてるやん。

台湾も、香港も、アメリカも。

なんて思いますよね。

 

でも次のグラフを見てください。

コロナ前にひと月あたり最高で266万人だったのが、今は194万人。つまり母数が2割以上減少しています。

 

そうなると、上の円グラフで増えているように見えても全然増えていなくて、ざっくり言えば単に中国からの観光客が減少しているだけ、ということに気づきます。

 

このように数字を見る時は十分に注意しなければなりません。

 

例えば、妊活で「3ヶ月以上の継続者」なんていうデータがあれば、例えば100人来られて90人が、なんらかの不満で短期で止められている可能性もあるわけです。

 

総新患数を明示しないと、妊娠数も率もなんの意味も持たないことがわかります。

 

実は当院に来られた妊活新患約1000人のうち過半数が他の鍼灸院での治療経験者です。これほどすごい数の患者さんが前の鍼灸院をやめられています。ちなみに当院での3ヶ月治療の継続率は約95%ですから、ほとんどの方が所期の効果が現れるまで継続通院されています。

 

さて昨年からスーパーライザーを最新機種に変えて(多分、京都で妊活に使用しているのはまだ当院だけ)、今年から超音波治療を開始していますが、採卵成績の向上が前より加速しています。近いうちにご報告します。