国内有数の大企業「楽天

 

そのすごさの秘密には、ある事実が隠されています。

 

・合理的で無駄のない仕事ぶり

会議も時間短縮、一見よさそうに見えるが、行きつく暇もないため、余裕がなくなる。

 

合理性追求...

 

確かに大切だが、これに固執すると、顧客目線での細かい配慮が疎かになりかねない。

 

会議は事前に資料にすべて目を通し、不明点だけ聞く時間。

 

常に緊張感の張りつめた時間であり、社員の疲弊も著しい。

 

楽天は国際化に対応すべく、社内英語使用を心がけ、もちろん会議も英語でするよう命じられます。

 

ここが肝で、実際の楽天社員は全員が英語完璧ってわけではありません。

 

そのため、一部の人は要所要所で日本語を使います。

 

上司からの指示に従わず、自分なりに会議を進めるんですが、実は会社で上に行く人はこのような人だといいます。

 

なぜでしょう...

 

これは、上司からの命令にただ単にいいなりになっているだけの人は、会議の難しい箇所もきっちり英訳、伝わりやすいようにするため、資料作成に時間を取られるからです。

 

さらに、そこまで時間をかけたにも関わらず、しっかり伝わらない人もいます。

 

楽天は勤続年数が短いことから、優秀な人が転職したり独立したりします。

 

もちろん会社を離れる人は、ここでいう言いなりではない人たちです。

 

逆に長く会社に居る人は、律義に英語を完璧に使おうとする人ですので、この文化は繰り返されるんですね。

 

不器用で言いなりの人は会社にとって使い勝手のいい人材で止まります。

 

自分をしっかり持つことが大事なのかもしれません。