こんにちは!Muraです。
後編まで見ていただきありがとうございます。
前編で馬主はお金持ちしかできないという結論になりました。
しかし!諦めるのはまだ早いようです...
○一口馬主ならどう?
馬主とまではいかなくても、株のように何口単位で少しだけ投資することで馬主気分を味わいながらビジネスできます。
これならだれでもできるし、費用もあまりかからないです。
入会金と会費で14000円、一口500単位からですので、数万円からスタートできます。
月に必要なお金は、会費3240円と投資先の馬の維持費で、一口なら1000円くらいです。(※会費は何頭投資しても一定なので、多く出資した方が良い)
月に4000円とすると、年間5万円ほどかかるということですね。
5万円というと、G3レースがだいたい優勝賞金3700万円で、一口馬主に入るお金と同じくらい。
つまり、黒字に持っていくには、毎年重賞レースで優勝できるレベルの馬を見つけないといけないということである。
競馬が詳しい方はこれがどれほど難しいことかわかるでしょう。
これは4歳馬の成績別の割合だが、約半分の馬が1度も勝利することなく引退している。
1勝するのが3割弱で、3勝できるのが約1割と、厳しい世界なのが分かります。
一口馬主で儲けようとすると、この11%を発掘しないといけないのです。
さらに、JRAが以前調査したデータによると、一口馬主が一頭の馬に出資して黒字が出る確率は12.8%と公表しており、厳しさがより伝わる。
○ではなぜ一口馬主をやる?
そこまで儲かるのは難しそうな一口馬主。一部では儲かり続けている人がいるのも事実だが、ほとんどの人がそうではないです。
ではなぜやるのか。それは何といっても競馬愛によるものではないでしょうか。
一口馬主の人には、投資先の馬の状況が週1で送られたり、長くやっている人に人気馬の出資枠を用意してもらったりと、長い付き合いをしながら競馬を違う角度で楽しむ。
これこそが一口馬主の魅力ではないでしょうか。