おはようございます。Muraです。

 

今回紹介するお仕事は、お寺に従事するお坊さん、【僧侶】です!!

 

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なんとなーく“お坊さん”というふわっとしたイメージしかなかったので、今回は実態に迫りたいと思います。

 

まず、僧侶という仕事は主にお寺に所属し、葬儀や法事などでお経を唱えたり、説教をする仕事です。

 

様々な宗派のお寺がありますが、自分の属するお寺の管理をし、宗派の教えを人々に伝えていきます。

 

実はこの僧侶になるのに、特別な資格は必要ないんです。宗派の修行を経て僧侶となる方法や、“得度”という儀式を経る方法、仏教系学部での修学を経て僧侶になったりと、いろいろな方法があります。(宗派にもよるところが大きいです)

 

ちなみに通信講座で必要なカリキュラムを習得することもできるみたいで、数か月間で働きながら受講できるようなので、転職したい人も無理なく僧侶を目指すことができます。

 

では次に、気になるお給料について見ていきましょう!

 

跡継ぎでいきなり住職になるようなケースを除き、初めは僧侶見習いとしての修業期間があります。この期間はやはり給与も低く、勉強させてもらっていると捉えて耐えないといけないですね。

 

求人を見てみると、大卒の平均給与くらいはあるところが多い印象で、僧侶としての資格を取ると、数万円はぐっと上がるケースが多いです。

 

そしてキャリアパスとしては、なんといってもお寺の住職ですよね!

なんでも、住職の方には月に100万円以上の給与を得ている方もいらっしゃるようで、このポジションを目指したいものです。

 

住職は跡継ぎでなるケースがほとんどですが、跡取りがいなかったり、子が別のお仕事に就いたりする場合は、現職の住職が自己のお寺の僧侶の中から次期住職を選ぶというケースがあります。

 

その際には、僧階という会社員でいう役職によってそれなりの地位についてる必要があります。こつこつと法要(お経をあげること)を行い、実績を築かないといけません。

 

 

ところで、僧侶って剃髪しなければいけないのかな、厳しい戒律によって私生活(食べ物や結婚等)までいろいろな制約をうけるのかな、と思っている方も多いと思います。

 

実際私はよく知らなかったので、つるっつるの頭にするのはなぁ...というのが最初にうかびました(笑)

 

ですが今は、そうでないお寺もたくさんあります。例えば、浄土真宗のお寺は、宗派が日常生活に根差した宗教ですので、坊主にしなくていいし、プライベートもいたって普通です。

 

これは宗派によるところが大きいと思いますが、浄土真宗の某お寺の求人を見てみると衝撃の内容でした。

 

勤務時間・8:30~20:00 の間で交代制(一日の実働1~5時間)

休み   ・月6~10日(ローテーション制)

給与   ・25~30万(3か月は研修期間なのでこの半額)

 

驚いたのは実働時間の短さですね。ただ、急な来客もあるようなので、待機時間が長いようです。そして、ここでもやはり修行期間は給与が低いので最初は大変です...

 

ちなみに、お寺に住み込みではなく通所するようなので、普通の会社員のようですね。今はそのようなお寺がおおいようです。

 

ここまでの印象はどうでしょうか。個人的にはそこまで悪くないんじゃないかなと思いますが、実態としては少し先行きが怪しい面もあるようです...

 

昨今、宗教離れが深刻化し、お檀家さん(お寺の財政を支える家)の数やお布施が減って、お寺の維持という意味では厳しい時代のようです。

 

そのため、境内でイベントをやったり、カフェを開いたり、セミナーをやったりと、全国のお寺が創意工夫を凝らして、来所者数を増やそうとしています。

 

住職や僧侶は、これからの時代、経営者のような努力が必要となるのではないでしょうか。

 

P.S.タイの「ぜいたくすぎる僧侶」、逮捕されましたね…

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