いつもはあんまり考えたことも感じたこともないけど、10月になってナニカが大きく変化していると感じる。
ナニカって、なんだかわからないけどあえて言葉にするのなら全てのエナジー。

今まで以上に、自分の陰の部分を見せられているし、これはハッキリno!!って言いたくなる事が多い。
自分に嘘をついたままではこれからはますます生き辛くなるのだろう。

それに個人的にも10月は過去に辛すぎる事が多すぎた。
10月になった途端、涙もろくて困る。
もう、過去の事だから乗り越えるもなにも過ぎてしまっているのだが、私はまだそこに囚われて時間さえも止まってしまっているんじゃないかと思ったりする。
だけど、それでもいい。
私が思い出して泣いてしまうのは忘れたくないからだ。
一生忘れるわけないって思っているけど、もっと思っていたいのだ。
そして思っている時は、きっと故人は近くにいる。

昨晩は夢の中で会った。
親が子供を思う気持ちを言葉ではなく態度で知らされ、夢だからかその思いは自然に私の中に流れてきた。
親の思いがこれほどのものとは!!
体がなくなってから気がつくなんてね。
だけど不思議と見えない何かでいつも繋がっているのが分かりだして、理由のない安心感がある。
それがわかりだしたのはつい最近だ。

私もふたりの子供の親だが、どれほどの愛情があるのか自分ではわからない。
だけどきっと、肉体が死んでもずっと愛しているのだろう。







そして今日、気がついたのは「嫌いじゃない」ではもう選べないし続けられないという自分の気持ち。
今まで気がつかなかったけど、私は「好き」ではなく「嫌いじゃないから」って何かをやったり選んだりすることが多かったんだ。

「嫌いじゃない」から続けられる。
だけどいつまで経っても満たされず、いつも虚しい。

思い返せば人生の重要な選択でさえそうやってきていた。

それに気がついたらもうその選択はできないと思った。
嫌いじゃない、ではなく「好き」かどうかで選択したい。

そう思った瞬間、そうある自分に近づいている自覚がある。