根本沙璃(さり)です。

 

 

日を追うごとに緑の深さが増していきます。

 

若葉の間に、すでに種子が芽生え始めているなんて

 

自然界の営みは壮大ですね。

 

 さて、今、運命学カウンセリング講座を

 

開いているのですが

 

 先日、受講者さんとお話をしていた時

 

大変、興味深いことを伺いました。

 

それは

 

あなたにとって、頭のいい人とはどういう人?

 

ということだったんですが

 

 

受講者さんがイメージする

 

頭のいい人とは

 

初対面でも、誰とでも仲良くなれる人

 

ということでした。

 

なるほど~!

 

これは極めて本質を突いていると思いました。

 

 

 私にとって、頭のいい人とは

 

どういう人かと言うと

 

 

 

場面において、 行動や言動を 

 

選べる人だと思っています。

 

TPO というように

 

 

時間

 

場所

 

目的

 

 

ここを認識していると

 

その場面において自分が置かれた立場とか

 

その時に 適した顔というのが分かる人は

 

とても、頭がいいと思います。

 

 

 

 

例えば 講師業 をしている人がいたとします。

 

この人は自分の行動やセミナーでは

 

講師、役割という立場をとることになります。

 

しかしこの人が自分が勉強する 時は

 

 

自分は 受講者という立場、役割になります。

 

 

この時普段の講師という顔から

 

切り替えられない人は

 

 

自分が受講をしている時の講師に対して

 

レクチャーを始めたり

 

他の受講者に指導を始めたり

 

してしまうわけです。

 

これは心理用語で言うと

 

ペルソナが外れていない

 

ペルソナが付け替えられていない

 

ということになります。

 

 

その時の場面と立場に適した

 

態度言動ができる人は

 

全体を把握する 俯瞰的な視点を持っており

 

またそこで関わる人 の

 

気持ちを汲み取ったり想像することができます。

 

それは相手の心を 読むという

 

いわゆる読心術的なことではなく

 

もちろん相手の気持ちを

 

当てなければならないということでもなく

 

今この場面で自分がこういう事を

 

言ったら、したら、

 

周囲にどういった影響を及ぼすだろうか?

 

という想像力です。

 

冒頭で登場した受講者さんがおっしゃった

 

初対面でも誰とでも仲良くなれる人

 

 

というのも、 全体を 把握して その人の

 

気持ちや状態を想像する力が

 

豊かであることに他なりません。

 

そしてこれはたとえ自分が

 

人見知り だったとしても、できることなのです。

 

 

全体を把握したり場面における 立場役割に応じた

 

顔で立ち居振る舞いができる人というのは

 

自分自身を客観視する力に 長けている

 

とも言えるんですよね。

 

 

ソウイフヒトニ ワタシハナリタイ

 

 

と思うのであります(笑)

 

運命学カウンセリング講座では

 

このように受講者さんとの会話の中で

 

ご本人たちの人生観や世界観を 

 

聞かせて頂いています。

 

 

これがいっそう、講座の内容を

深めて厚みを出してくれるんですよね。