ファイリング実用編 と、ファイリング勉強法

さて、整理する時にお勧めの保存方法の紹介です。というか私がやった方法です。
基本的には時系列綴じ込みで大丈夫ですし、教える塾側で、子供の理解しやすい順番で教えてくれている事が多いので、日にちで綴じ込んでしまってOKです。

まず塾に2つ、3つ行っている人はもちろんその塾ごとでプリントは分けてください。
お勧めの分類方法は、、、

①時系列綴じ込み
 ・毎週毎授業で必ず貰えるもの(知的問題)宿題等は授業の冊子と一緒に時系列綴じ込み 
 ・月毎の問題集は別のファイルか大きいものならば半分におってプラ箱に入れていってもOK
②問題の種類別綴じ込み(こぐま会やウォッチャーシリーズの冊子表を参考に)
※ステップファイル形式にすることで、専用の苦手克服ファイルになる。
③動的問題綴じ込み(巧緻性・運動性・指示問題・協力問題・集団での行動観察・絵画・面接その他)
④スピード問題集として
⑤模擬試験
⑥模擬試験練習問題等
⑦その他受験関係情報について
⑧志望校に関する参考資料等


というようなことでしょうか。ほかにもあったんですが、全部捨ててしまったのでおおきく思いつくのはこんな感じですが、、、

特に①については量は物凄く増えますが、もらったものを日付順にバンバン閉じていくだけです。ただ、お家でやる用の宿題プリントは塾によって様々なので、授業の内容がそのまま発展系になっているような宿題は時系列で授業のプリントと一緒に綴じて行った方が別にしてしまうよりもわかりやすいです。
バインダー管理でなく、フォルダー管理にしてもいいですが、フォルダー管理だと途中で時系列がぐちゃぐちゃになる事があるんで、毎回毎回丁寧に宿題も問題も完了させるタイプの人は2穴フォルダーの大きいファイルで管理してもいいかもしれません。分厚くていくらでも停められそうなあのファイルです。私は30穴でないと破りますけど。


②に関しては、子供の苦手な分野があった時に特訓用として手にいれた問題集や、自己流の問題を、問題の種類別に綴じ込みます。その時に参考にしたいのがこぐま会等の注文票とか、書籍一覧の紙です。
大体本屋さんに行けば何枚かプリントしてあって勝手に持って帰れるんですが、ネットのHPにもあるので印刷して使ってもいいとおもいます。本屋さんの注文書?のほうがなんだか1枚にまとめてあって見やすいと思いますが、ファックス注文書も使えると思います。苦手分野があればそのまま注文もできますしね。コレが大変ありがたい事に、小学校受験で必要な基礎項目がすべて名前付けされていて、しかもいい感じに分類されているんです。コレをフル活用することで、ファイルもすっきりしますが、子供の脳みそも、親の脳みそもすっきりするんです。
http://www.kogumanet.com/html/newpage.html?code=81
http://gigaplus.makeshop.jp/kogumakai2/kogumashopFAX.pdf


問題を種類別に分類したい時の項目分けに利用します。この表を、ファイルの目次として、一番最初に綴じます。子供が克服した問題やコレはもう得意。という項目についてはチェックを入れていきます。
すると、一見して、子供がクリアした項目について分かるようになります。ここでは※ステップファイル方式をとりいれます。

前にどっかでかいたんですが、IBMとかが使ってるファイリング術ってやつです。知れば簡単。要するに、手つかずの問題、やってる問題、やり終わった問題、を分けてファイルする事で、ステップ(段階)でファイルしていくという方法です。

ファイルインデックスを使います。インデックスと言うのは以下のようなものです。

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↓↓アマゾンのほうは、なぜか5組?セット?のしか見つけられなかったので、購入される方はご注意ください!!5組セットになってます。
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①目次(項目表)
②インデックス
③手つかずの問題
④インデックス
⑤解きかけの問題
⑥インデックス
⑦解いた問題



まで進んで、子供も理解が完了したと思えるものに関しては目次の項目にチェックをします。完了日の日付を記入することで、完了と決めておくと、子供が何時その問題に触れていて、最近全く手をつけていないとか、そういうことも分かるようになります。苦手分野でなくてさらっと解けてしまった問題についても(ステップファイルにいれなかったとしても)、とにかく子供が完了した項目については、ここに何日に理解したかを書いておきます。あまりに時間が経って振り返っていない問題に関しては、たまに問題に触れさせてやる事で、きちんと定着します。【え、っというような基礎的な問題が国立系の試験に出る事は良くあります。】簡単な問題だからと言って舐めないで偶~に復習することで焦らずに準備が進められます。まで進むと、この問題はもう大丈夫だろう、という確信があるとおもうので、ある程度が溜まってきたら、他のバインダーにどんどん綴じていって、受験が終わるまで保存してもいいし、思い切って捨ててもいいとおもいます。復習は模擬試験等を通して復習するという感じで、、、。なので、この問題集ファイルは1冊だけでいいということです。

要するにこのファイルをつくることで、何ができているか、何ができていないのかが明確になり、苦手分野を攻略していく事が出来ます。

私はこの、自分の子供がどの項目が完了していて、どこができていないのか、また忘れているかを確認していくことが一番大切だと思っています。このファイルをつくることで、子供の脳みそを管理する事ができます。応用問題までバリバリに攻める親御さんの場合は、このファイルをめっちゃ増やしたいと思うこともあるとおもうんですが、特にこのファイルに関しては基礎の苦手項目優先(こぐまさんのもくじ項目専用)ということにして、応用問題に関してはファイルにしなくても、下の様なちょっと小さいファイルボックスを利用してもいいとおもいます。前に紹介したプラファイルの三分の1くらいの太さのがあって、そこにインデックス(引っかけるタイプのインデックスフォルダーか、はさむだけのフォルダーも便利)を入れて、完了したプリントをどんどん移動させていくという方法だと、ファイル代がかさまなくていいかもしれません。そこら辺はプリント枚数と相談してみてください。

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③に関しては、特に外でやらせたり、体育館を借りたりして、友達と練習する時に、かなり威力を発揮します。動的だけの自分の独自ファイルを作り、特訓することで、自信をもって、受験に臨めると思います。知的問題ではなくて、動的という項目が塾にある場合はそのプリントだけは①の時系列から外して、こちらのファイルに保管することで、今日は動的やるぞ!!というときに、これと道具をもっていけば、すぐ問題がだせるようになります。知的のプリント問題に特化した塾もあるようで、動的項目がいっさい無いという事があるそうですが、小学校受験に関しては私は動的がかなり大切だと思います。動的専用の塾があれば行きたかったくらいですが、こちらにはありませんでした。ただ、市販の問題等や、塾からの聞き取りなどでも沢山の問題に触れることができるので、動的の問題があれば、子供にどんどんチャレンジさせてあげるといいと思います。

④スピード問題は年長夏休み等に特訓しまくるといいと思います。ここまでに習ってきた知的問題をいかにスピーディに解けるか、という練習をしていくんですが、それまではゆっくりでいいので、丁寧に丁寧に丁寧にさせる事を意識して教えていきます。でも最終的な試験ではスピード問題としてペーパーを解かせますので、絶対にクリアしておかないといけない壁です。ですが、あまりに早くからスピード問題と意識して解かせると、鉛筆の持ち方や、回答がぐちゃぐちゃになったり、筆圧や、落ち着き等、勉強に対して身に付けたい基本的な事が見につかないので、まずは、そう言った事をきちんとできるようになってから、スピード問題に特化して、取り組むといいと思います。

⑤⑥に関してはひたすら解く。ひたすら。一番最終段階で目にすることが多くなります。

と言うのが私のファイリング方法というか、勉強方法でした。