院内の雰囲気には開院時から気をつけています。
結果が出なくストレスを感じる時が多い治療ですが、病院らしさを減らし、バックミュージックにはハワイアンを流し、院内にはヘザーブラウンの絵を多数飾り、採卵後の休憩室ではハワイから空輸したクッキーやマリアージュフレールの紅茶を提供しています。
決してお金をかければ良いということではなく、私たちとしてどうしたらリラックスしてもらえるか、気持ちが伝わるかを考えた結果行っています。
移植の際に旦那様の立ち会い移植も推奨しています。
移植は一番不安を感じる時であり、隣にいて手を握ったり他愛もない話をすることが普段の落ち着きをもて安心感につながると思います。
時間をかけて丁寧に診療している関係で待ち時間が長くなるという問題がありますが、院内に無料のWi-Fiや電源を整備し、要望に応えデスクや自販機も備えました。
仕事をしながら有効に時間を使いたいという希望に応えました。
卒業の際に患者さんからのアンケートで院内の雰囲気がとてもリラックスできました。採卵後のハワイアンセットが最高でした、そういう意見が多数あり我々の気持ちが伝わっていると思い嬉しく思います。
卒業の際には鶴岡八幡宮の安産のお守りを渡し、希望の方には院長と写真を撮り、大勢のスタッフでお祝いをし送り出します。
頂いたアンケートはスタッフ休憩室に張り出し、スタッフ皆で読むようにしています。
これらのフィードバックがさらに良い治療に繋がると考えています。