自称・占い業界大手が仕掛ける占い店の記事、意外と反響があったので、続きを書きます。

自称占い業界大手が店舗ビジネスを始めて失敗する7つの要因

 

1.吉日を判断できない見識のなさ

1月1日を最強開運日なんて言ってしまうマヌケな占い師のアドバイスなのか、一粒万倍日を選んでます。

 

でも、この日は"辛卯"の日。

 

以前、新宿の大型占い店舗でNO2だったという占い師が、店を出すという話をした時に、この時期はダメだよと忠告したのに手を出し、1年持たずに失敗したことがあったんですが、その人間と同じ状況です。今回。

 

東洋系の占いをやる人は、物事には必ず陰陽の両面があるという話を聞くはずで、一粒万倍日に関しても、私には同じことのようにとらえていますが、いいものを一気に広げるように、悪いものも広がる。1月1日に起こったことをみれば、これが正しいということを表しているのではないでしょうか。

 

今回の企業のTOPにとっては、この日は最悪の日です。

寅卯の人ですからね。

 

寅卯の人が、辰を待ちきれずに、卯の年に動き、卯の日を選んできた。

たとえると、赤信号で信号待ちをしているときに、遠くから猛スピードで突っ込んでいる車がいるのに、青になる直前で道を渡ろうとしているようなもの。

 

吉日を判断できない見識のなさが露呈したものでしょう。

 

2.物件選びのツキのなさ

一度悪い流れに陥る人って、自然と悪いものを次々引くことがありますが、この店の1Fは質屋さんです。

質屋さんの上にある占い店舗って、これ昔からよくないんですよ。

 

質流れのイメージが、流動的なイメージで崩れる、安定しないといった龍高星の意があるという人もいたりしますが、私はすべてデータで観てますからね。占いを検証して、実際に星の影響などはどう出るかを確認していく中で、当然店と店の組み合わせも調べてますが、質屋の上の占いはダメです。成功といえる事例がみられない。横ならまだしも、縦にある関係ではダメなんです。

 

3.キワモノを引き寄せるいらないキャッチコピー

さすが占い業界大手を名乗るだけあって、キワモノ占い師が時期や建物を選んだのかもしれない。

”占い業界大手”って言葉も、高卒中二病的な占い師には絶大にウケるキーワードでも、そうでないオトナにはウケないキーワードです。他の業界で、うちは業界大手だなんてことをわざわざ外に向けて発信する企業はいないでしょう。パクリしかできなくて、社長も消えて、中身のない企業だからなせるわざ。

 

4.すべてバラバラなブランド戦略

本来、情報サイト、サービスアプリ、店舗と複数展開する場合に、ブランディングがわかっている企業はどこでも同じ商品・サービスをキーとして打ち出すはずで、これがブランディング戦略ではないでしょうか。

 

けれども、すべてバラバラの状態で、クソみそ一緒の状態。

 

グッチの財布とダイソーの財布を一緒に並べているようなもので、店舗の占い師にわざわざ足を運ぼうという気が起こらないはずです。

 

5.テストマーケなし!ノープランビジネスモデル

これまでこの企業が弊社のパクリばかりをしている件を伝えてきましたが、過去にも書いたように会社の規模に応じて、ビジネスモデルの組み立て方やマーケティング戦略は変えるべきなのに、ここの指揮官はまともな思考を持っていないため、それができないようです。

 

この企業のパクりっぷりを紹介すると、

たとえば、弊社は創業してすぐに"占いニュース"というサイトを立てました。ドメインも『uranai.news』。

先々やりたいこととして、情報を発信させるサービスを展開したかったので、ドメインもきちんととって始めましたが、この企業は占い動画事業を失敗し、情報サイトに切り替えた際に、わざわざ"占い””ニュース"というワードを入れたサイトに切り替えています。その後は、弊社のブログ発信内容をSNSで似たようなことをつぶやく、無能っぷり。WEBサービスにつなげるためにイベントが有効とブログで書けば、それを真似し、今度は店舗を始めます。

 

話を元に戻して、ここ店舗をやるのにテストマーケなし。占いで物事を判断するにせよ、テストは重要で、カードや星が指す意味が何なのか?これってテストを実施することで、明らかになるし、解決策のヒントにつながるんです。

 

うちは霊感やただの勘に従って動くことはないので、ちゃんとテスト検証を行います。

でも、占い業界の大手は、そうじゃないみたいです。


 

6.不調の根幹に目を向けず、意識だけ高い狂った感覚

ノープランビジネスモデルの結果、この企業は社長が昨年飛んでるわけです。

不調に陥ったのは、既存サービスモデルの減収は明らかで、その不調の根幹はおみくじコンテンツ。

本来価値のないものを価値のあるもののように見せて売るサービスモデルであって、本当にすごいサービスで勝負するという高単価高付加価値のサービスを提供できない体制にあります。

 

はっきり言えば、素人占い師を一流のように扱ってはダメ。これユーザーが実際にサービスを体験すればわかることで、おみくじコンテンツだから成立していたものをリアルサービスで展開したのが根本的な間違い。

 

社長が逃げた状況の直後に、うちは業界大手と言ってしまうマヌケなプライドがある状況では、改善が図られることはないでしょう。

 

7.実際、占いスキルを判別できる人材の欠落

占いスキルの判別を付けられる人がいない、これは致命的な欠点です。占い師の教育をするっていっても、そもそものスキルの判別を適切に行える人材がいないと成り立たない。このスキルの判別では、何かひとつの占いにだけ長けている人ではダメで、どんな占いであっても俯瞰的に判断する目が必要。

たとえば、タロット占いを判別するときには、出たカードでそもそもきちんとカードを引けてないとか、解釈が間違ってると即座に判断できる人でないとダメ。

クソみその区別がつかない企業だと、知名度のある占い師ならそれができると思い込みがちですが、そういうものではない。

各占い師が何をどこまでできるのか?その区別をつけられるかが大事で、当たる・当たらないとかの判断ではなく、当たるのは当然で、その先が大事なんです。

 

 

 

すべてが違和感しか覚えないこの店。

OPENしたら、ぜひ足を運んでみてください。

 

個人的には、おそらくこの流れだと、店の内装というか、中の配置など構造上の問題も確実にあると踏んでいます。

 

先日の記事で、占い師の問題があるという内容も書きましたが、上記のような状態があることからも裏付けされています。

たとえば、本来進めていく事業や計画に問題があれば、弊社の場合、それを止める助言が占い師やスタッフから入ります。占い師がサポートにつくケースでは、うち以外も同様だと思います。それができないと、お客様との鑑定の時にまずい流れを食い止めることができるわけがないんです。