2024年1月1日は、一粒万倍日×天赦日×天恩日だから、最強開運日だなんて記事が流れていました。

占い師がこうしたことを言ってるなら、たぶんその占い師はアホなんだと思う。

 

本やネットの記事を鵜呑みにして、占いを始めた占い師はそこで書かれていることを検証せずに思い込み、間違った情報を拡散する。

 

そうしたおめでたい人たちは、大安も幸運日なんて言うんだろう。

 

 

最近は、宝くじの広告などでも幸運日だなんて煽ったりするけども、そもそも当たりの本数が決まっているのに、幸運日だから当たりやすいなんてことはない。

 

それと、大安などにせよ、天恩日などにせよ、一般の人が「大安だからいい日だね!」はわかるけども、占いを仕事としてやってる占い師がそこと同じ判断はないと思う。

 

はっきり言って、無責任な輩。

 

こういう占い師は、ほぼほぼ鑑定の実績のない人々で、ライター上がりだったりが占術研究家とか、占星術家とか都合のよいタイトルをつけている。女性誌やWEB媒体で、こうした”占術研究家”とか、”占星術家”という言葉をそのまま確認なく誌面に載せる人がいるのなら、その編集者は二流以下であって、本来言葉を仕事にする職業には向いていないだろうし、編集長も肩書きだけの無能な人。こだわりのあるモノづくりをする人からすれば、占い枠だろうと手を抜くようなことをしない。

 

 

天赦日の解説では、”天の生気万物を生養し、罪を許す日”としているけども、もともと正しい行いをしている人がたまに間違ったことをやらかし、それを許すというのならわかるけども、普段から悪いことしかしていない人を許すのか?って、普通は考えるんじゃないか?

 

キリスト教なんかも、信じるものは救われると言ってるけども、信じないものと救うとは言ってない。

 

たとえば家の庭に生えた雑草。

庭をキレイにしている人なら、雑草は駆る。

それが特定の日だから、雑草でも残すなんてことは、ほとんど気まぐれで起こるか起こらないかのレベルだろう。

 

 

2024年1月1日は、甲子の日。

"甲子"の月の"甲子"の日で、十干十二支の組み合わせでは、どちらもはじまりの干と支ということ。

 

東洋系の占い師なら、旧暦で観ているから、1月は年の最後の月(節分切り替わりのため)だとわかっているはず。最後なのに"始まり”を意味する日が巡ってきたら、違和感を感じるはず。

こうした時には次年度(2024年)の流れを観るはずで、流れ的には"再生"という流れが出ているのに気づくはず。

そして、2023年に実際に起きている事象を重ねれば、ジャニーズ、ダイハツ、自民党の裏金などをはじめ"終焉"の流れが出ていることがわかるはず。

 

この流れで"最強開運日"なんてキーワードは出ない。

むしろある一方の流れが強く出ているのに、それに逆らおうとすれば、それだけ大きな力が必要で、真っ当な占い師なら極に大きく振れる流れが出るとみるのが妥当だろう。

 

もちろん個々に観れば、ある人にとってはこうした流れの日の方が幸運が働く人もいる。

でも、それはほんの一部だ。

 

だから、1月1日が最強開運日だなんていう占い師はまともじゃない。

 

TVメディアに出てる占い師がすごいと一般的には思われがちですが、近年メディアに出ている占い師は、まともな人が出ていない。メディア側が占いコーナーに予算をかけることをしないので、まともな占い師は受けなくなっている。その枠自体が広告枠として売られ、人気を得たい人たちが金を積む。

 

メディアと占い師にとっては、win=winの関係だけども、一般のユーザーに対する詐欺行為のようなもの。

正しくない情報をだだ流しするわけだから。

 

アホな占い師が人気占い師のように扱われ、そこで知った占いを正しいものと思い込み、またアホな占い師が生まれる。

 

もともと学習意欲がまったくない、楽して儲けようみたいな人が多い。

メディア系の占い師にもそれは言え、調査すればわかるけども、ちゃんと占いを学んできた人はいない。今までやってきたことがうまくいかず、メディア系に関わってきたからそのルートを活かし出てるみたいな人々。

だから、どこかで店を出していて繁盛させているとか、そうした目に見える実績は誰も持っていない。

もともとないのだから作りようがないのだが・・・。

 

占いは、学業と一緒でまず知識を得てやり方・使い方を覚えて、それを研究・検証していくもの。

その研究・検証をすっ飛ばして、リリースとかデビューしちゃうのは違うと思うよ。

 

利用する側からすれば、アホがわんさかいる環境がある前提で、利用する占い師を選別することをオススメします。

 

選別の基準は、”目で見える実績”。

 

 

これはゴマカシの利く鑑定件数3万件とかの数字じゃなく、別のもの。

その占い師が占いの成果として、何を成し遂げたか?が大事。

 

離婚を繰り返す占い師が、恋愛占いが得意というのなら、恋愛占いはできるのかもしれないけども、運命の人の選別はできない占い師であって、結婚相談の結果の保証はない前提で利用するとか。そうしたシビアな判断が必要だろう。

 

今年の運勢記事(昨年アトレHPで挙げたもの)を占いニュースでもアップしたけども、そこで書いたとおり、大きく崩れる人の中には、今回の開運日騒動でもわかるようにインチキ占い師があぶり出されるんだろうなと思う。

https://uranai.news/blog-20240101/

 

無責任な連中だから、最強開運日発言しつつも、その後、沈黙・・・。

こんな人々を扱う連中って、どうかしてると思うよ。