今回は、占いってこんなことにも使えるんだよって記事を書きます。

 

世の中の多くの人は、占いって今年の運勢や今日の運勢などをメディアで見るくらいしか触れる機会がない。

恋愛運や仕事運、相性を観るといったのが相談内容の主であり、メンタルサポート的な使い方がされるくらいは理解されるだろう。

 

そうした占い以外で、実際にマリーシェルが行っているのが、顧客来店予測の裏テク(占いマネジメントの一種)だ。

前々から、私はお客様が流れていない時間にその後の流れ、何時の時間帯にお客が来るかを占って、実際にどうだったかの検証を行いながら、対策を打っていた。

 

うちのX(Twitter)担当スタッフが、SNS分析を得意としていて、今日は夜の流入が少なそうなど、SNSデータ分析によっての結果を私とやりとりする中で、その分析結果を活かせばもっと来店予測と対策をうまくできるんじゃないかと思い、検証してきた。

 

サービス業全般でこれは使えると思うので、記事にまとめておく。

 

X(Twitter)で、企業系アカウントを一定数もっていると、企業系アカウントの情報発信が朝のおはようツイート、昼の巡回、終了時間帯のお疲れさまツイートと毎日決まったタイミングで行われることがわかる。その特性を活かすと、朝の反応が悪い、朝も夜も今日は発信が少ないなど、数字データで情報を把握することができる。

 

これは企業アカウントを担当するユーザーも、発信するどころではない仕事の忙しさがあるなど、Xのフォロワーの動きを追うだけでわかる。

 

占いでは、時間ごとと全体の流れを追うことで、そもそも人が少ないのか、人はいるけど反応しないだけなのか、確実に来るのかなどを追うことができる。

この占い結果とXから得た情報をもとに、

人がいないのなら、SNSなどでの情報発信、

全体で動かないことがわかれば、うちは広告はやらないけどもやってるなら広告を止める、

人はいるけど反応しないなら、店頭での対策

など、当日の対策を効果的に打てるようになる。

 

もっと言うと、商圏内ユーザー向け対策か、商圏外ユーザーへの対策を行うべきかが、すぐに判別できるようになる。SNSへの発信なのか、WEB記事を用意するのか、呼び込みをすべきなのかとか。ここまでの時間帯はSNS、それ以降はWEBが反応するから記事を仕込むとか。今日これから流れるユーザーは受験関連の人だから、発信内容にそれを加えくとか。

 

また、デイリーではなく週単位で情報を追うと、Xでの反応が悪くなる日が重なるということは仕事が忙しく負荷がかかる、つまり悩みをためていることがわかるので、その後に流れるタイミングがあることがわかり、その日がいつになるかを占いで見れば、そこで取りこぼしがないようにすることができたりする。

 

これが、占いテック企業の裏テク(占テク)だ。

私の場合、こうしたものはカードで見るけども、カードだけでは判断付かない部分をXのデータ情報をもとに、このカードはこの状況を指しているなとわかれば、対策をいくつか考えて、どれが有効に働くかをまた占い、最善策として出たものを店でやる。

 

たとえば店の右側の人流に向かって呼び込みをすればいいのか、左側の人流に向かって呼び込みをすればいいのかとか、こうした小さなことでもサービス業にとっては、1件のお客様が大切なのでしっかりと行うようにしている。

 

こんなの意味あるのかと思われる方もいるが、人が来ない時間がわかれば、そこに休憩を充てればいいし、カードの出方ではピンポイントにこういう人が来るとわかったりもする。つまり見込み客とそれ以外がわかれば、見込み客に対しアプローチをかければいいから効率的だ。冷やかしなどにかまっている時間は無駄であり、ほんとに悩んで困っている人がなかなか勇気がでなくては入れないってことも占いではあるから、そこにこちらからアプローチする。

 

サービス業は物販と違って、席数により売上上限が決まり、1件の重みが物販とは全然違う。

1日の流れがわかれば、顧客が入りにくい時間帯にうまく顧客を誘導することで、込み合う時間に重なる機会損失をなくすことができる。

 

今いるアトレでは、サービス業はどこも知名度のある企業のサービスで、何もせずに運営していたら、毎日ビリになってしまう。コロナが明け、人流がコロナ前に戻ると、みんな同じように沈んでいた状況から、実力通りの結果がでるようになるので、勝ち負けがきっちりつくように変わっている。そんな中でも、マリーシェルはこうした対策を取りつつ、他のサービス業と比較しても負けない数字は残せている。現状は知名度のある企業サービスとそれなりに戦えているが、そこだけでなく物販に勝っていくなら、回転率を上げ、ロス時間をなくさなければならない。

 

うちの企業秘密に触れるところだから、障りだけの紹介になるけども、顧客予測システムとかは便利でもお金はかけられない企業はたくさんある。そうした企業でも、自社で分析でき、それを活かせるやり方って案外あると思う。

 

うちは占い屋なので、占いを活用しているけども、これ他の占い師が真似しようにも、技術がないとできない。

 

全国でも上位数%に入る占い師がやってるから成立しているけども、そもそも技術のないものがやっても、意味がない。X(Twitter)のフォロワーにしても、占い師を集めたアカウントではこうした活用は無理で、純粋に企業アカウントだけをそろえているからできるやり方だ。