現在10歳になる娘は、乳児の頃から湿疹がひどく、アトピー気味と言われていました。
日常的にワセリンで保湿し、湿疹が出ると細かな傷から血が滲むので、そうなると病院でステロイドを処方してもらうしかありません。
ステロイドを塗ると一晩でよくなってしまうので、それはそれでやっぱり怖いなと思っていました。
年齢とともに肌は丈夫になり、今は日常的には湿疹は出ませんが、季節の変わり目には必ずひざ裏とひじの内側がカサカサになり、切れてしまいます。
そうなるとなかなか治らず、広がる一方なので、どうしてもステロイドを使用しなくてはなりません。
娘が生まれてから現在まで、アトピー用または敏感肌用と謳われているボディソープや保湿クリームをたくさん試しました。
大手製薬会社から出ているアトピーシリーズや皮膚科医が考えたボディケア用品。
しかし良くなるどころか悪化するケースもあり、日常的に使用するには至りませんでした。
4年前、娘の肌のこと、そして自分がたまたまアロマに興味があったことから、アロマテラピーアドバイザーの資格を取得しました。
アロマクラフトを作成する流れで「手作り石けん」に出会ったのです。
いろいろと調べていく中で、前田京子さんの本に出会い、石けんで肌の状態を変えられる!と目からウロコの連続でした。
市販の大量生産品にはない、天然のグリセリンがたっぷり入った石けんを使ってみたい。
手作りのオリーブオイルの石けんで初めて洗ったときは、きちんと汚れは落ちているのにつっぱらず、しっとりとした使用感にとても感動しました!
泡立てネットで泡立てて、毎日娘の身体を洗っていたら、少し切れかかって赤くなっていたひざ裏が一週間ほどで治ってしまったのです。
いつもは一度切れると広がる傷が、ステロイドを使わずに治まり、それ以降今のところ全く切れなくなり、湿疹も出なくなりました。
乾燥肌が保湿クリームをぬらなくてもいいくらいに改善されてきています。
最近の子供たちは乾燥肌の子が多い気がします。
昔は顔も身体も石けんで洗うのが主流でしたが、今は合成界面活性剤や石油系オイル、防腐剤などの添加物がたくさん入った洗顔フォームやボディソープが出回っています。
肌質を改善させるためには、まず毎日使っているそれらの使用をやめてみて!と声を大にしていいたくなります。
けい皮毒など調べてみると、本当に怖いですよね・・。
そして石けん同様、毎日使う化粧品にもたくさんの添加物が使用されています。
それらも自分で自分の肌に合うように作れたらとても安心です。
でも忙しい毎日、全て手作りでまかなうのは難しい。
あまり神経質になりすぎてもいけません・・。
できるところから無理せずやっていきたいと思います。
手作り石けん、手作り化粧品の効能、それぞれのオイルの素晴らしい特性などについては、自分の覚書として
少しずつ記入していきたいと思っています。