歌い手として初めて役をいただいて演じた作品はフンパーディンクの『ヘンゼルとグレーテル』のグレーテルでした。27歳だったかな。
そりゃあもう懸命にやりました。一生懸命、勉強しました。
でも、今だったらもっと上手く歌えると思う
当時はまだ妙美先生には師事しておらず、発声は…
このグレーテルの3年後にようやくレッスンしていただいたのでした。
ヘングレはエレクトーンとの演奏でした。縦線を合わせるのが難しかったのをよく覚えています。
ちゃんと歌えるかも分からない歌い手にグレーテルという大きな役をいただいて、これは本当に有り難いことでした。
けれども、
出来うることなら、もう一度ちゃんと歌いたい!!
リベンジしたいです!!
そして、
オーケストラで歌いたい!!!
なんて話をしてましてね。
で、
実際問題、ヘンゼルとグレーテルをオケでとなると、
いや、それよりミミとかヴィオレッタじゃない?
今ならグレーテルを27歳の頃の私より上手く歌う自信はありますが、グレーテルという役が今の私の声に合ってるかと言われたら、そうでもない
何も苦労してグレーテルをオケで演らなくても、同じオケで演るんなら、
ミミとかヴィオレッタとかミカエラとかでしょ。
という話になりまして
そりゃそうだ…
タイムスリップして歌い直したいです。