明けましておめでとうございます。

数年ぶりですが本年も宜しくお願いいたします。

 

大体年初ブログって元旦に因んだタイトルになる事が多いのだけど。

大晦日は大掃除に励んでいて、アルバムとか写真とか出てくると手が止まる例のアレ。

 

でも今回出てきたのは「手紙」。

 

もうすっかり記憶から消えていて、どこにあるのか気にも留めていなくて。

中学生の頃に友達にから貰った手紙までごっそり出てきたんだよ?

 

確か、遠い昔にその存在を知る事はあったのだけど、忙しさもあって数枚に目を通した程度で仕舞った記憶だけ蘇りました。

 

手紙の内容をここで力入れて書き殴ってしまうと、また涙の洪水に際悩まされてしまうので端的に書きますと、手紙って不思議なもので、文章が変わるわけでも無いのに読む年代によって受け取り方まったく違う事。

 

正直驚いた。

 

あとね、手紙ってやっぱり素晴らしいと思う。

最近はLINEのようなSNSで済ませる事も多く、というより全部それ。

 

年賀状なんてまんまとLINEスタンプを購入して大活躍だよ全くもう。

 

それで年始の挨拶をした気になっている自分は近代っ子になったのか、文化を捨てたダメ人間なのか。

 

今年なんてついに年賀状ゼロだよ!\(^o^)/オワタ

※去年は2枚

 

結局データって、クラウド管理で消えにくくはなって邪魔にもならないけど、大切な紙の手紙を「邪魔」という感覚もやっぱり少しずつズレてきているのかもしれない。

 

 

久しぶりに開いた手紙は・・・

 

 

 

 

 

邪魔なんかじゃなかった。

 

 

 

 

父からの手紙

母からの手紙

姉からの手紙

友人からの手紙

親友からの手紙

恋人からの手紙

 

手紙と言ってもメモのようなものまであったけど、その短い文章すらとても温かい。

 

古いものになるほど封筒や手紙は乾燥していて、崩れるほどでは無いにせよ、とても脆そうで大切に扱いました。

 

親からの手紙で一番多かった言葉が、

 

「 身体だけは気を付けて大切に 」

 

ほぼ全ての手紙に書いてあった。

まだピチピチだった頃は枕詞程度にしか考えてなかった。

 

でも今は。。。

 

 

いや、歳を取ったから骨身に染みる、とかではなく。

 

 

その言葉を毎回投げかけてくれてた親心に少し近づけたというか。

本当にとても温かい。

 

一人暮らしを始めてすぐくらいの母からの手紙では、

 

「 来月から毎月保存食送るけ楽しみに 」と。

 

確か記憶では、保存食どころか、今日にでも食べないとダメになってしまいそうな、手料理の数々をタッパーに詰めて凍らせただけの、しかも大量に。

 

どれだけ手間暇かけて作ったのか、こんなのが毎月って、しかも食べきる自信もないし、すぐに電話で断って愛情ケータリングサービスは解除。

 

そうそう、そんなに古い人間では無いので、電話はありますからねw

 

でも電話代が高いから手紙が多かったんだよね。

これも気遣いの一つだったかもしれない。

 

アメリカに留学していた友達と長電話した事があって、17万くらい請求来たときは死んだね。

 

姉たちからの手紙は本当に記憶が無かった。

仲良し!って感じでもなかったし、どちらかと言えば年功序列的なカースト姉妹だったので、喧嘩しても捻じ伏せられてたし。

 

言ってしまえば嫌いだった。

 

 

ほぼ初めて読む感じだったのだけど、届いた当時ちゃんと読んでなかったんだと思う。

可愛いシールやプリクラが貼ってあって、挿絵なんかもちょこっと描いてたり。

 

文章の最後には「P.S」なんてあって。

 

私なんかの為に時間を割いて手間を掛けてくれた、ちゃんと心のこもった手紙だった。

 

 

実はここ数年、些細なことがきっかけで大ゲンカして、あけおめすら一言も会話してなかったのだけど、なんだろ、一気に氷が溶けたように和んでしまって、それでも勇気を振り絞って今年は自分から「あけましておめでとう」と、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LINEしました

 

 

てへぺろ。

 

 

今更ではあるけれど、家族から届いた古い手紙にこんなにも励まされるなんて夢にも思わなかった。

 

反面、友人等からの手紙には・・・

 

 

とても心が・・締め付・・け・・られ・・・;;

 

 

ある友人からの手紙。

広島から東京に出てきたあと、すぐに届いていた手紙。

 

便箋3枚くらいの小さな文字で超長文。

 

「ありがとう」「感謝」「親友」「大好き」

 

これらの単語がよく使われてた。

 

 

「東京に行く日、見送りにいけなくてごめんね、すごく後悔してる」

 

 

こんな風に思ってくれてたなんて知らなかった。

 

 

 

元恋人からの手紙。

留学先アメリカからの手紙。※さっきの長電話の友達とは違う

 

近況報告と向こうで出来た多国籍な友達との写真。

パーティーで忙しいんだと。

 

てかアメリカ行くなら別れると言ったはずなのに、締めの言葉は、

 

「浮気するなよ」

 

 

こんな勘違い野郎だったなんて知らなかった。

良い思い出だったのにぶっ壊れたw

 

 

他にも友人や親友からの手紙もあったけど、結局「相思相愛」って「相対性理論」であって、親友と思ってたけど相手の人生からすればわき役程度の友人であったり、単なるクラスメートと思ってた子から親友と思われていたり。

 

見る目がなかった自分を殴り飛ばしたい。

 

 

今はいい加減大人になったので、少しは精度は高まっているとは思うのだけど。

 

 

大事にすべき人をぞんざいに扱い、ぞんざいに価する人を大事にしちゃってて。

ほんと馬鹿で未熟だったわ。

 

 

今こそ当時の友達にLINEでは無く手紙を出してみようかな。

マルチ商法の勧誘と思われちゃうかなw

 

 

まぁそんなこんなでもう7時。

相場が開幕したのでこの辺で^^

 

昔の手紙あったら引っ張り出してみて。

気づけなかった事に気付けると思うよ!