夜ですね。

うふふ。


いまね、「満寿泉~通~」っていう、

富山産の日本酒を飲んでいます。


「ますいずみ~つう~」って読むんだよ。


プレゼント用に買ってたものなんだけど、

引っ越しやらのドタバタで存在すら忘れていました。


実はもう一本も出てきて、

そちらは名酒「八海山」の大吟醸。


大吟醸ですから美味しいのは当たり前なんだけど、

えこ的には「通」のほうが合うかな?


本格辛口って書いてある。



お酒を飲むと、

単純なことを難しく考えるのが楽しくて仕方がありません。


難しくと言っても、

単に回りくどく結論を出し渋るだけなんだけどね。


直ぐに答えに辿り着くとつまんないじゃん。



えこはRPGとかでも、

レアアイテムとか全部取ったり、

職業も全てマスターさせたり。


そういう性格なんです。



簡単にボスを倒したくない。



でもゲームの隅々まで楽しんだあとラスボスのとこに行くと、

鬼のように強くなってますから、

簡単に倒してしまうジレンマはありますw



ボスを倒したあと別のセーブデータでアイテム取りに行けば?

なんて言う人もいますけど、

クリアしてしまうともう終わりなんですよ。



てか・・・



最近、そういうゲーム無いよね。

あるんだろうけど、やりたいと思わないというか。


「ゲーム」というものが、

「時間つぶし」であることに気づいてしまったというかね。


これも大人になってしまった証拠なのでしょうか。



パズドラやドラポのように、

簡単かつ育成要素のあるものが遊びやすい。


しかもクリアが無いから尚更よね。



ゲームのことは「ソフト」と呼ばれていましたが、



ファミコンのカセット。

PCエンジンのカード。

ドリキャスのGD-ROM。



こうして振り返ると、

もはや「ハード」の部類ですよね。


現代では「アプリ」と呼ばれています。




あれ?

前置きが異様に長くなってしまいました。




これも酔拳の副作用か。





「朱に交われば赤くなる」


別にこの言葉を紐解いていこうとか、

そういう真面目な話ではありません。


黄色に混ぜれば、

オレンジになるのなぁ的な、単純なお話。



朱を別の色に染めようとすると、

さっきブログで書いた「墨汁」がいいのかもしれないね。



「朱に交われば」どころか、

瞬く間に「闇」に染まります。


小学生の頃の水彩画を思い出すと、

黒に白を混ぜて「灰色」を作ってはいたけど、

白以外に混ぜた記憶が無いんだよね。


黒に赤を混ぜても黒?

黒に青を混ぜても黒?


もしくは混ぜてはみたけど、

色に変化が無くて諦めて、無駄なことだと記憶したか。


「赤黒い」なんて表現があるけど、

これを絵具だとすると、

「赤」に少しの「黒」を足して、

トーンを落としてる感じよね。


「黒」に「赤」を足す程度じゃ、

欠片も赤味は出てこない。


赤の量が上回って初めて「赤」だと認識出来るのかもしれない。


やったことは無いけど、

こういう絵具の世界でさえ、

民主主義的大数の法則を感じる。



でもやっぱり「黒」だけは別格。

「欲望」と置き換えるとイメージしやすいかもしれない。



闇の力は簡単に人の心を蝕む。

麻薬なんていい例よね。


あっという間に堕落させる。


えこが今飲んでるお酒だってそう。


「酒は百薬の長」とは言うけど、

それは適量守ればこそ、自分の限界を知ればこそであって、

まるで血管に直接打ち込むがごとく飲んでしまっては、

麻薬に匹敵する害を及ぼす。


「お金」もそう。


本来、生活に必要な「適量」あれば十分なんだけど、

身の丈に合わない大金というのは同じく人間を堕落させる。


にわか成金に多いとは思う。


ロックフェラーに代表するような、

お金を得るために手段を選ばないアメリカスタイルなんて、

「闇」の真骨頂だよね。


「打倒アメリカ政府!」と純白の心で立ち上がっても、

「今回はこれで」なんて5億円とかもらっちゃうと、

簡単に寝返ってしまう。



過去、政府のやり方に異論を唱えた、

ジョンレノン、マイケルジャクソン、ホイットニーヒューストンは・・・



白を貫き通した人でさえも、

最後には「死」という闇に突き落とされてしまう。

「黒」に染められてしまう。


それだけ「黒い世界」というは「甘美」なものなのでしょう。



じゃあどうしようか。




映画「ブレイブハート」の中では、





「イングランドに従えば少なくともベッドで死ねるかもしれない。

でもスコットランドの誇りを持って死ねるのは今しかない!!」




みたいな鼓舞するセリフがあったのだけど、

えこはやっぱりこっち側かなぁ?


あ、映画を思い出したら泣けてきたよ。

ほんといい映画だから観てね。





取り留めの無いところで〆

おやすみ♪