今日は気晴らしにドライブしました。

都内をちょっとだけね。


家具のリサイクルショップにも立ち寄ったりして、

結構楽しかった。



ただ、帰りがけに渋滞に巻き込まれて立往生。



脇道も無い直線道路なので、

風景を見ながら時間を潰すしかありませんでした。



そこでふと考えたこと。








(もう何なのよ、渋滞の原因は何?いつもガラガラのくせに!)







ここで、はたと気が付きました。






(ああ、そういうことね。)


思わずクスっと笑ってしまいました。





だって、原因が分かったところで、

車が動き出すわけでも無いし、

回避出来てたわけでもない。



何がどうあろうとも、

「いま車が動かない」という事実が全てであって、

帰宅ラッシュの時間帯なのかもしれないという可能性を、

次回のドライブに生かす程度のことしか出来ない。


どうしても同じ時刻に車に乗るのであれば、

この道を避けるという選択肢が増える程度であって、

それで避けたとしても、別の道が空いてるとも限らないし、

ガラガラなのにいつもの道を避けてしまった、

という結果が待ってるかもしれない。



それでも「回避出来たんだ」という、

事実に基づいた自信は大事であろうし、

確認出来るわけもない「もしも」を考えるなんて時間の無駄ですらある。




なんて事を考えてるうちに渋滞は消え、

ようやく車のスピードを上げることが出来た。




先へと進み、道はガラ空きの状態。

そこで信号の無い横断歩道に出くわしました。



えこの車に気が付いた年配女性の二人が、

「先にどうぞ」といわんばかりに、

横断歩道の手前で立ち止まってくれた。



えこは軽く会釈をして交差点を過ぎようとすると、

ヘッドホンをしながら自転車に乗った人が、

女性二人の背後から、

結構な急スピードで飛び出してきた。


えこは慌ててブレーキを踏み込むと、

身体が前へとつんのめった。



自転車の人は何食わぬ顔で去っていく。






(これもそうだ)






えこの思い込み。

安全だという過信。



・女性二人が横断歩道手前で止まってくれた

・えこも一旦徐行したという達成感がある

・歩行者が止まってるのに、後ろから何かが飛びててくるはずがない

・だから少しスピードをあげて、女性たちを待たせようにしなきゃ



情報は「女性二人が立ち止まった」という1点だけなのに、

妄想で「第三者の存在」を消し去ってしまった。



この結果から、

道を譲ってもらってもスピードは上げず、

ゆっくりと徐行が正解だと学習しました。







なるほどなるほど。






「運転」と「運用」って同じなんだなぁって。





そう思いませんか?^^