さてと、お風呂も落ち着いたし、

自分メモで小並感な相場観をちょいちょいつぶやいていきます。


とりあえず地政学的な混乱は落ち着いてるけど、

「まだ何かあるかもしれない」と思わせておいて「何も起きない」「起こさせない」、

という仕掛け陰謀説でも提唱しておきますw


今の焦点はズバリ「原油」なのでしょう。


原油先物の週足を見てると、

2014年から気持ち悪いくらいにドルと連動しているのが分ります。


米国が2003年にたった一か月でイラクから原油生産を取り上げたあと、

産出量は劇的に増えながら価格も高騰していきました。


原油価格があと10ドルも下がれば(30ドル程度)、

また資源の無い米国はどこかしらの国から原油やガスを戦争によってもぎとるのでしょう。


フセインを少数派のスンニ派とし大半をアルカイダと決めつけました。

現在のISIS(イスラム国)の設定も当然ながら布石だと思っています。




まぁ単純にシリアが崩壊させられます。




えこの勝手な推測では、

欧米は遠巻きにISISに武器等を後ろ盾しながら、

ISISを空爆するとの建て前で、

実はアサド政権が治めるシリアの街を攻撃しているに他なりません。


当然ながら国は混沌とし政治も不安定になります。


アサド政権と言っても、

実は二代目の息子バッシャールさんが大統領。


初代の父親、ハーフィズ時代は独裁政治と言われていて、

定かではありませんが虐殺だのなんだのを行ったとされています。。。



が、えこはあまり信じていません。



フセインは死刑になりましたけど、

その原因となった「大量殺戮兵器」や「化学兵器」は出てきませんでした。

何故死刑にさせられた?


カダフィも殺されてしまったけど、

アメリカが断罪したような独裁大量虐殺の事実はありましたか?


ベネズエラの故大統領チャベスも、

「もし私が死ぬとしたら、それはアメリカの手によって殺されるのだろう」

と言ってました。フセインやカダフィとは友達だったからね。


癌で亡くなってしまったけど。



なので、父アサド政権時代の虐殺話は、

信用しないほうが良いと思っています。



ここも推測だけど、

本当はフセイン攻撃よりも、先にシリアから原油を奪うことを考えて、

シナリオは設定されてたのかなぁって。


父ハーフィズ大統領は2000年に病死してるんですよ。

その後、

99%の得票率で再選したバッシャールは欧米政治の民主化を唱えていましたからね。



せっかく虐殺だの他国侵攻の脅威だの、

世論を納得させるだけの準備は整ったのに倒すべき目標を見失った。


だからお隣イラクに化学兵器の汚名を着せて、

調査という名のもとにいきなり空爆。



それでもシリア原油への想いは消えなかったのでしょう。

2年前に、


「アサドが化学兵器を使った!民間人虐殺だ!許せない!」

という風潮を作り出そうとしていたの覚えていますか?



当時のことも記事にしているので、

気になる人は読み返してみてください。


リンクを張りつけておきます。



>>シリア情勢緊迫<<
2013年8月28日


>>シリア化学兵器証拠掴めず<<
上記の二日後



他にもいくつか書いたけど、

全部張るのはめんどいので「ブログ内検索→シリア」でどうぞ。



2年前の流れは、完全にアメリカハリウッドの流れでしたね。


あのまま先進諸国がGOサインを出してたら、

フセインと同じ流れを踏んで空爆され、アサド政権は終わっていたと思います。


それに寸止めを刺したのは英国でした。

感情論に流されず、慎重論を唱え、正確な調査を望んだのです。



バカなフランスは躍起になってましたね。



結局、何も出てきませんでしたし、

本当にサリンが使われたのかどうかさえ疑わしくなっています。


当時ロイターやNYタイムズでは、

「何千人も死んだ!」って書きなぐってましたね。


アメリカは使えるものは何でも使ってきますから要注意です。




アメリカはどうしてもシリアが欲しいんですよ。

シリアの土地から湧き上がる原油が欲しくて堪らないんですよ。


指を咥えて固まってる場合じゃないんです。

ロックフェラーだけに・・。




そこで編み出したのが「テロ作戦」。

ISISの登場です。




過去を振り返ってみてください。

アルカイダにビンラディン。



テロや原油話が持ち上がると、

必ずアメリカのイメージもついてきませんか?


事件があるとコナンが居るように・・・。



ここまで説明して、ようやく冒頭の推理に戻りますが、

始まりは、シリア化学兵器偽旗作戦の失敗からです。



<以下妄想>


むやみにアサド政権に手を出せなくなったのアメリカは、

シリアにテロリストを派遣。


臨時でお金で雇ったテロ部なので、

適当にISISと命名。


シリア国内を混沌とさせる。


テロリストのままでは他国への軍事介入が難しいので、

「イスラム国」という名称に変更し、

マスメディアを使いまくって世界中に浸透させる。


「アサド政権も悪いが、イスラム国も悪い」


ということで、

シリアへの攻撃は正当だと言わんばかりに空爆を開始。


これに欧州も乗っかる。



多分だけど、

絶大な軍事力を誇る欧米軍が劣勢に立たされると思っています。


建前でね。


イスラム国は進撃を続け、

ついにはアサド政権を転覆させ、

先進国からの受諾は得られないまま、

シリアに「イスラム国」の建国を宣言する。



ここまで完成して、

ようやく大手を振って「イスラム国」という名のシリア奪還作戦の開始。


裏ではアメリカが武器を提供していますから、

ISISへの供与を絶ち、一気にイスラム国を滅ぼす。



さぁ復国させますよと、

ロックフェラーは原油採掘への投資を開始。



今のイラクを見て分るように、

原油生産以外のインフラ整備はほとんど行われず、

荒れ果てた戦地のまま原油だけ搾り取られて行くことでしょう。



原油先物30ドル割れたら、100ドルまで鬼ホだね。




以上、えこの妄想でした。

おやすみ!