ごぶサタン♪


めっぽう寒くなってきて休日はベッドニートと化しています。


リビングに出ると、

床暖房でぬくぬくとツチノコになってるりくがいるんですけど。


えこもベッドから出ろって話ですよね。



今日はお布団にくるまりながら、

「マンガで分かる心療内科」をWEBで読み漁っていました。


この漫画は第一巻が刊行されたときからのファンで、

全巻取り揃えていたのだけど、人に貸してるうちに所在不明となりまして。


でも世の中便利になりましたよね。


WEBで過去回見れるし、

単行本よりも先にWEBで最新話を読める。

本にはならないような一コマ漫画もツイッターで読めるし♪



この漫画は現在も活躍してらっしゃる、

「ゆうメンタルクリニック」の先生が監修の元、制作されています。


心療内科の敷居を著しく低くしてくれた先駆者とでも申しましょうか。




実はえこもこの病院にかかったことがあります。

場所はゆう先生の居る上野。今は違うかも。


かなり切羽詰まってた時期で、

自分で何も判断出来なかった時期があったんです。


まぁ判断出来ないというか、

もう判断したくないというか・・



まぁ、えこの話はどうでもいいですw



この漫画読んだことある人います?

ゆう先生って漫画に出てくる「まんま」なんですよ♪


眼鏡男子でスラっとしてて。


漫画の中にもエピソードがありますけど、

問診中、目を見ながらずっと会話をしているのに、

その会話をブラインドタッチで打ち込み続けてるんです。


両手はまるで、ロボットか別の生き物w





今回ベッドで読んでたのは「アドラー編」というもので、

フロイト・ユングに並ぶ3大心理学者の一人のお話。


WEBでは全9話となっています。





↓ここからどうぞ↓



>>マンガで分かるアドラー心理学<<





まとめを抜粋するとこうです↓




1:原因論ではなく目的論

2:感情にも目的がある

3:劣等感はいいことだ

4:全ての人間は対等だ

5:人は共同体の中で自分の存在価値を感じ続ける為に生きてる

6:課題は分離せよ

7:嫌われてもいい。「人のためになる」と信じることをしろ




別にレビューではないので、

細かく解説するつもりはありませんが、

えこの中で「あるある」だらけで「目からウロボロス」状態でした。



特に心打たれたのは上記1。

ようは完全に掴みはOKだったわけですねw



えこの性格上、

仕事にせよプライベートにせよ、

原因を突き詰めることから始めます。


ですから、

些細な口論から激情に発展した場合、

冷静を装って「なぜこんな不毛な口論になったのか」を考えようとします。


凄く凄く複雑に様々な角度から原因を探ろうとします。



でも今回の漫画のおかげで考えが一変しました。




例えば単純な話で「口喧嘩」の場合、

目の前で起きた「原因」が元で喧嘩が始まったにも関わらず、

「あなたは昔からこうでああで」と過去も引きずりだして言ってしまうのがえこ。


こうなると相手からは「それは今関係ないだろ」と言われるけど、

えこはお構いなしに続ける。


しかも時系列をつけてまるで年鑑のように並びあげ、

たった今この不慮の原因が勃発したのは必然であったと叫びあげる。



一言で言うなら、

単に「溜まってた」というだけ。



アドラーさんは、

原因があって行動しているのではなく、

元々の目的遂行のために原因を利用しているとしています。


本の中でも例がたくさんありました。


中でも典型的なのが、誰でも経験あると思うんだけど、



「勉強しなさい!」→「今やろうと思ったのに!もうしない!」



元々勉強をしたくないという「目的」に向かって、

「やらない」と反論出来る原因が転がり込んできたわけですね。


もちろんこれは正当な理由にはなりえるものではありませんが、

本人からしてみれば、

「やろうとした出鼻を挫かれた、言われなければやってた」

という後付けの正当化理由を手に入れたことになります。



細かく話すと長くなるので、あとは漫画を読んで欲しいんだけど、

えこ自身になぞらえると、

えこはとても我慢しやすいタイプで溜め込みやすいんです。


だからこそ原因が舞い込んだ日には、

鬼の首を獲ったかのように激情してしまうわけですが・・・



アドラーさんからすれば、

「元々激情したかったんでしょ?」と言われそうです。


もちろんその都度ガス抜きしてるつもりだけど、

その結果「もう面倒くさい」とか「話もしたくない」と、

相手に伝わりにくい感情表現ばかりしてしまって。



以前仕事関連でブログに吐露した際に、

「えこさんは他人をコントロールしようしてるんじゃないですか」

とコメントをもらったことがあって、なるほどと痛感したことがあります。


これは上記「4:全ての人間は対等だ」に当てはまって、

えこは上から目線だったんだなと実感しました。


何故言う通りに出来ないのか、

ではなく、

なぜその人が出来ることを与えないのか、

ってことなんですよね。


もちろん上から目線だなんてこれっぽっちも思ってないんだけど、

対等である=自分目線が過ぎたということ。



子供や部下を叱ったりするときも、

「なんで!?」という言葉をよく使ってしまいます。


とにかく「原因」を知りたい自分がいた。



言われたほうがすれば、

「原因を言ったところで・・」なのにね。


激情中のパターンだと、

こちらから原因を聞いて、相手はそれに答えたに過ぎないのに、

「それは言い訳だ、屁理屈だ」と畳みかけてしまう。


これって、駄々をこねてるのはえこだわ・・・orz



振り返ると、

えこは結構な人を傷つけてきたんだなぁと思う。


具体的なイメージを言うと、

相手を拘束具で後ろ手に縛り、髪を掴んで水瓶に窒息寸前まで顔を沈め、

頭を引き上げては「もう一回言ってみろ!!!」みたいな?



今更だけど思ったこと。





よし、大人になろう!