ついにこの日がやって参りました。


禁煙開始から1年半。



この1年半という中途半端な数字は、

えこの禁煙自己新記録を意味しています。


まぁ、今回は特に自信がありました。


吸いたい衝動に駆らる場面が殆どなく、

パチ屋さんにて大連チャンしようとも、

「ドヤタバコ」の心境になることもなく。


今回の成功の裏には、

「口惜しさ」というのが大きく関与している気がします。



これまで過去に3回も禁煙にチャレンジしていて、

そのどれもが「1年半」という期間の直前で、

甘い誘惑に負けていました。


過去の禁煙記事にも書いていますが、


・一本くらいなら

・どうせすぐやめられる


という甘えや驕りから崩れていくのが常です。



甘えや驕りというのは、

元々えこが忌み嫌う性格でもあるのに、

一瞬の気のゆるみで、大きくそちらに傾いてしまう。


今回はこれまでの口惜しさに支配されていたので、

「吸う」という行為自体を「忌み嫌う」ことが出来たのが大きかったと思います。


実際身近にいる人の口臭とかに、

異常なまでに敏感になったんですよ。


副流煙は逆に美味しく頂いていたのですが、

タバコを吸ってる人は自分の口臭に気づいていない。


ワキガズンと同じプロセスなんだと思います。



特にコーヒーを飲みながらタバコを吸ってる人の口臭は、

水がたっぷり入った灰皿のような匂いがします。



もはや口臭というよりも、

タールでベットリの肺の奥底から黄ばんだ気管支から、

あらゆる煙の通り道が腐ってるような。


どれだけ小奇麗にオシャレしていても、

そのドス汚い口臭のせいで、一気に貧乏臭く感じてしまう。




言い過ぎのように聞こえるかもしれませんが、

全然そんなことありません。


まだ言い足りないくらい。

本当にそれくらいの口害なんです。


えこ自身もそうだったんだろうな、と考えると、

もはや喫煙者に戻ろうなんて、さらさら考えもしません。



よく「タバコをやめると太る」なんて聞きますが、

そこも問題なし。


結局、口が寂しいからと言って、

タバコの代わりに飲食が増えるというのは、

「禁煙してるうちに入らない」と考えたほうが良いのです。


そうした「寂しさ」からも解放されてこその禁煙だと思います。



ちょっとプロ市民的な、左翼的なことを言うようで申し訳ありませんが、

禁煙成功者の視点で世間を見ると、

タバコを吸ってる人が犯罪者に見えてしまうんですよね。


特にいまだに見かける「歩きタバコ」とか、

ナイフ持ってウロウロしているサイコパスに見えます。


綺麗に整備された喫煙所でタバコを吸ってる軍勢を見ても、

日曜早朝の公園に並んでる配給待ちの浮浪者に見えてしまったり。


「タバコ=昭和の遺物」くらいにしか感じませんね。

「ヒロポン」と同列ですよ。





えこはこのたび引っ越しをするわけですが、

新しい家に比べて、今の部屋の汚いこと汚いこと。


壁とか酷い。


壁紙が黄色くなってしまうと、

もはや拭き掃除とか業者でも呼ばない限り不可能なんですよね。



一か所だけ白くなって、余計だらしなく見えますから。

黄色壁紙のデフレスパイラルですよ。


その点、引っ越し先では、

もう喫煙とは無縁もとい「無煙」ですから?



うふふ。





禁煙席ってどこも素敵で見晴らしも良いし、

海山に行っても純粋に空気を楽しめる。


旅行や遊園地に行っても、

喫煙所を探したりそこで吸ったりする時間の全てを、

「遊び」に回すことが出来る。



「タイムイズマネー、時は金なり」



人間にとって大切な、

「時間」「健康」「お金」

これら全てを引き換えにしてでも、

まだタバコを吸いたいと思いますか?




まぁ、吸ってもいいけど、

その口だけは近づけないでね^^