多分今までで一番長いタイトル。

こないだのダイバー記事の続きです。


前回の画像の続きでもありますから、

面白いと思いますよ♪



今回は、

えこ部屋にたまたまユロ円をメインでやってる人がいらしたので、

ちょっとピックアップしてみました。



ちなみにダイバーを勉強するときは、後付結果論では無く、

リアルトレード中をイメージしながら検証していくのが大事。


なぜなら、

ダイバーは「生もの」なので、

オシレから動きが消える場合もあるからです。


ですから、

この画像には出ていない動きが本番ではあったかもしれません。


ブログで解説するときは、

そういう部分は説明出来ないのでご了承下さい。




まずは画像をご覧下さい。



<ユロ円:4時間足:RSI>




前回記事の画像では緑色の「B」あたりまで。


ABの線は短期線をメインにダイバーを引いていますが、

黄色の中期線にも現れています。


・ローソクはAよりもBの位置が高い

・RSIはAよりもBの位置が低い


「逆行現象」です。

ここから、どう考えるか。


まずはRSIの基準ラインについて、

解釈してみましょうか。


25%と75%のラインは「満足度」とでもしておきますか。

50%は「MID」でOKです。


そして表現するときには、

RSIは短・中・長期の3つに分かれてるんですから、

それを枕詞につけてみましょう。



では「B」を考えてみます。

えこの脳内妄想を垂れ流しますね。




<脳内独り言:A-B>


前回安値よりも高止まりしたけど、

短期的にはこの位置で下げ満足か?


短期50%戻しあるかもだから、

打診でL入れておくか。


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この独り言に従ってトレードをしていたら、

139.0を超えたあたりでLをして、

140.0に届かないくらいでリカクをしていたことになります。


その後の急落と140.5手前までの上昇は、

傍観することになりますが、

「D」の高値では再びダイバーが発生しているので、

以下のように独り言を言います↓




<脳内独り言:C-D>


おや?高値トライしてきたのに、

特に中期が上がりきってないぞ?


もしや無理上げ?


ここも短期50%戻しまであるかもしれない。

打診でS入れておくか。



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ここもダイバーに従ってトレードしてるなら、

140.5弱でSを入れて、

139.5を割れたあたりでリカクしてる感じ。


ただ面白いのはその後、

短期線が中期線を割ってきてるので下落加速示唆なんですよ。


ですから実際の場面では、

えこの性格上「追撃」してる可能性があります。



最後にピンクで○をしている「並び(上から長・中・短)」の場面では、

まだまだ下げる可能性を秘めています。


短期線に何度かリバは現れるでしょうが、

中期線が長期線を下回っている間は売られやすい傾向にあります。


ピンクの○は「B」に対しては順当な動きですが、

「A」の位置から見ると「下げすぎて無い位置」なので、

「高値から200pipも下げたし」と自分に暗示をかけず、

「まだ下がる可能性」を切り離さないよう考えていくのが肝要です。


ローソク側に「50%」と書いてるのは、

サポートラインを基準におおよそ記しをつけてみました。


上昇や下降中のサポートラインは、

「MID」になると仮定しているので、

「MID=50%」としてRSIとローソクを比較します。



今日はここまで。

続きはリアルチャートで考えてみてください。






~ オマケ ~


ついでなのでスキャ用に10分足も置いとくよ。



<ユロ円:10分足:RSI>




-えこの解釈例-


①→ 完全無双の下げダイバー。

急落を高値からのLで鬼ホしてしまった人、戻るわけがありません。


②→ 反転に期待感が出て来たダイバー。

押し込み感が強く出ています。果敢にLで攻めたいところ。


③→ ②との連動です。

反転に期待はありましたが、ここで出た陽線が高値だと示唆しています。

先ほどのLは薄利撤退する場面。


④→ ②と比べて、こちらの方が転換の期待は薄い。

転換を目指した買い豚さんが思い切りずっこけたダイバーです。


⑤は特別なので、少し長めに解説します↓


実体のローソクでは売り豚さんに押し込まれていますが、

前回安値でサポートされた上に、

RSIでは右肩上がりのダイバーが出ていますので、

ようやくトレンドが崩れた形です(まだ転換ではない)。


④線の右端あたりの高値(138.6あたり)を抜けてくるなら、

転換の期待が出てきます。


当然ですが抜けたあとの下限サポートの位置が重要ですので、

もし早乗りしたいのであればロットを落とした打診Lが吉。


仮に138.6未満で折り返すようなら、

まだまだS目濃厚の強い形となり、セリクラ待ちになってしまいます。


そのタイミングはダイバーに気づくことによって、

身構えておくことが出来ます。


以上。