初・富山!

富山といえば富山湾鮨、ということで
お昼ご飯はお寿司にしようと決めていました。

有楽町にある富山のアンテナショップで資料をもらい
「富山湾鮨」というサイトをチェック。ここ

事前予約をすればおみそ汁など特典が付くとのことでしたが
電話代を考えたら特典と同じくらいの代金?と思い
特に予約はせず、サイトから選んだ
「寿し富」さんを目指す。

が!...行ってみたら「しばらくの間休業します」の張り紙が。

なんと~。富山湾鮨のサイトさん、ちゃんと更新してくださいよ~

というわけで、旅行会社の特典であった「富山パス」の活用。これ

ラッキーなことに「1000円分」として使える券があり
しかもすぐ近くの「寿司栄」さん。

でも待てよ。たしかここは行列店と書き込みで読んだような。
とはいえ、もうお店を選んでいる余裕もないので
待ち覚悟で向かってみました。

11時45分くらいだったでしょうか、11時半の開店から15分、
店内で15名ほどが並んでいました。

そしてはたと気づく。カウンターのみのお寿司屋さん。
こんな小娘が(実年齢は小娘じゃありませんが)
生意気にも入っていいお店なのでしょうか。
でも背に腹は代えられません。
待ちます。

そしてまたはたと気づく。
...いくら?
急遽決めて下調べなしだったのですが
一応値段表示はある。が、見えない。
度数の低いメガネできてしまったものだから。

一貫ずつ頼むのがいいか、セットらしきものも見えるが。
(ちなみに日曜はランチセットは休み)

どなたかが「司セットを」と頼んでいたが
それはいくらなのか。


ドキドキあせあせと待つこと15分くらい。

きてしまいました。さぁどうしよう。

お隣のおば様方が「冨山の味にぎり」を頼んでいましたので
同じものにしてみました。値段は見えません。
え~い!こうなったらどんと来い。1万はしないでしょう。
いくらなんでも。
ところでこれは何貫いただけるのかしら?


カウンターのお寿司屋さんなんてほんとに緊張。
注文してすぐにポンと目の前に置かれたのはガリの小山。
カウンター直載せとは。ほんとの(?)お寿司屋さんだー!

いきなり最初に来たのは「のどぐろ」と「いか」
のどぐろってお高いんでしょう~?(奥様風)

初のどぐろ。高級すぎてよくわかりません(身の程知らずめ)

3つめ。「アナゴ」
たれ・塩が選べましたが、普段は安っぽいぺらっぺらのたれがけの
アナゴしか食べたことがありません。
なので当然「塩!」

さてどんなもんだろうと口に含んだら

おいしいのなんの~!!


びっくりした。今まで食べてたのはなんだったんだ?
ふっくらして、ふわりとほどけました。
大感動。

ゆっくりゆっくり味わっていてやっと気が付きました。
目の前にちょろちょろ流れている水は何だろう...
まさか指先を洗っていいわけじゃないよね?
そのまさかでした。
いや、帰ってから知ったんですけど。
恐る恐る洗ってみたんですけど間違ってなくてよかった。


おいしいアナゴ食べちゃったら値段のことは忘れました。
次はなに~?と楽しみにしてたら
「バイガイ」「白貝」「白えび」「かに」と続く続く。
なんかもう凄すぎる~

全部で10貫。
お茶をゆっくり味わっていると握っていただいている職人さんに
「おなかいっぱいになりましたか?」と静かに聞かれましたが
私に言ってるのか隣のおじいさまに言っているのかわからなくて
というか小娘には聞いてないだろう、と無言でいたら
もういちど聞かれてどうやら私に聞いているようでした。
あわてて軽く「うんうん」とうなずきましたが、
あ~~失礼をした~~
ぜひもう一度行ってちゃんと「大満足です」と言いたい。
しかもサイトを見てみたら ここ
どうやら私のお寿司を握っていただいたのは
ここの会長さんでした!お写真があの方~!
あ~重ね重ね失礼をお詫びしたい。

どきどき緊張のカウンター寿司でした。

そして失礼がもうひとつ。
「富山パス使います」と席に着いたら言わなきゃいけなかったみたい。
全部食べ終わってからその張り紙に気づきました。

ほんといろいろ失礼いたしました。

またぜひもう一度行きたい!

ちなみに気になるお値段は3000円。(税別)
富山パス使って2000円(税別)になりましたが。

それにしてもおいしかった~


写真は撮っていませんが、撮っていいみたいですよ。
他の方が「写真撮ってもいいですか」と聞いていてOKが出ていましたから。