※本物語はMHF及びPSO2本編とは全く関係ありません
※登場する団体名や個人名などは実在するものとは全く関係ありません
 
 

「【壱話】創世」はこちらから

 

 

<宇宙連合本部>

 

[第4シップ-代表]

「集まっていただきありがとうございます。

今回皆さんを呼んだのはネガリオンと交戦していた艦隊から送られてきたある座標について。

これを解析できる人、またはそれに近い知識を持たれた方がいるかお聞きしたいです。

艦隊の状況報告から想定し、我々上層部が秘密裏に開発していたクリスタルによる亜空間重力技術を使ったものと想定できます。」

 

[第1シップ-代表]

「そんな!あの技術はあまりにも危険すぎるから封印したはずじゃ!?」

 

[第9シップ-代表]

「誰かが持ち出した・・・もしくはこの中にスパイ・・・とか?」

 

[第4シップ-代表]

「いえ、ここにいるメンバーを疑うことはしたくはありません。

この状況となった現在、犯人捜しをしてる場合ではありませんから。」

 

[第9シップ-代表]

「う~ん・・・そんな詳しい人いるかなぁ?」

 

[第8シップ-代表]

「・・・・・・もしかしたらあの子なら何かわかるかも」

 

~~~~~~~~~~~~~

 

<第8シップ艦内>

 

「あたしたちのいる宇宙連合という組織の主な活動は、未発達な惑星に住む生物の観察、及び保護、支援が主な任務。

保護といっても宇宙のバランスを崩すようなことにならない限り保護の対象にはならないし、干渉してはいけないことになっているの。

だから支援もその惑星の生物からは見えないようにしないといけなかったり結構大変。

人数はそうだなぁ・・・1つのシップに100万人くらいだから・・・ざっと数えて1000万人くらい?

 

あ、ごめんなさい!名乗ってなかったね。

あたしは”リオ=マキナ”これからあなたたちの指導係だから、よろしくねウインク

 

[生徒A]

「じゃあマキナ先生って呼んじゃおw

マキナせんせ~ノ この広い宇宙に1000万人しか活動してないんですか~?」

 

[リオ=マキナ]

「あくまでもこの天の川銀河でのお話ね?

その外の銀河でも活動してる組織はきっとあると思う。

でも管轄外だし、他の銀河への移動も今は禁止されてるからあたしにもわかんないなぁ」

 

[生徒A]

「ふ~ん」

 

(マキナの端末が鳴り響く)

 

[生徒A]

「あ~!僕らは使っちゃダメでせんせ~はいいんですかぁ!?」

 

[リオ=マキナ]

「あ、ごめん! ちょっと待っててね!」

 

 

 

[リオ=マキナ]

(はい! 第8シップ所属、マキナです!)

 

[第8シップ-代表]

(あ、マキナちゃん? 急でごめんね!ちょっと教えて!

亜空間の座標って・・・解析できたりする?)

 

[リオ=マキナ]

(亜空間の座標解析・・・ですか? たしかに・・・座標で表せるには表せますけど・・実態の無い空間を座標にすること自体困難なのに、、座標からその空間を割り出すのは無謀な気もします・・・)

 

[第8シップ-代表]

(それだけ知識があればたぶん大丈夫! 今迎え向かわせるからこっちに来て?)

 

[リオ=マキナ]

(え・・えっ? あ、ハイ)

 

ピッ

 

(どどどぉしよーーガーン プレッシャーで心臓出るぅぅガーン

 

~~~~~~~~~~~~~

 

<宇宙連合本部>

 

[第8シップ-代表]

「第8シップ 1名確保!」

 

[第4シップ-代表]

「本当ですか!? ありがとうございます。」

 

[第8シップ-代表]

「えぇ。半ば強引だけど・・・こうでもしないと進展しないから・・・

 

 

・・・一方・・・

 

亜空間重力操作を行い、過去へ移動したネガリオン一味。

龍種族の裏切り者 :アプス(太陽の意)

鳥竜種族のはぐれ者:ラハム(金星の意)   ・・・お調子者、女好き

蛇竜種族のはぐれ者:アンシャル(土星の意) ・・・科学者

 

 

<ネガリオン:艦内>

 

[アプス]

「ラハムの奴はまだ戻らぬか・・・どれだけ待たせるつもりなのだ・・・」

 

[アンシャル]

「奴のことです・・・女遊びでもしてるのでしょう」

 

[アプス]

「アンシャルよ・・・ラハムを連れ戻せ。仕事に取り掛かると命じよ

 

~~~~~~~~~~~~~

 

<地上>

 

[ラハム]

「ヒヒヒ! 地上の女はイイゼ!」

 

[アンシャル]

「・・・・・・そんなに楽しいか」

 

[ラハム]

「ケッ・・・何しに来たんだよ。いいところなのにヨォ」

 

[アンシャル]

「アプスより伝言だ。仕事に取り掛かれとな。」

 

[ラハム]

「ヒェ~・・・お頭もお前さんもお真面目さんなこってぇ

そんじゃこのトリとネズミでも持って帰るとするか。

で?お前さんはそれだけの用で来たんかい。」

 

[アンシャル]

「クリスタル不足でな・・・お前が遅いから取りにきただけだ。

早く来い、置いていくぞ。」

 

~~~~~~~~~~~~~

 

<ネガリオン:艦内>

 

[アプス]

その女癖も大概にせよ。ラハムよ。」

 

[ラハム]

「ケッ 楽しいもんは楽しいんだヨ お頭

とりあえず地上にいたトリとネズミとやらを捕まえてきやしたぜ

 

[アプス]

アンシャルよ、遺伝子操作頼んだぞ」

 

[アンシャル]

「ええ。すでに準備はできています。

まずは(ラハムの遺伝子×トリ)と(ラハムの遺伝子×ネズミ)でいきましょう」

 

[アプス]

「ほほぅ、それはまた。おもしろい結果になりそうじゃな

 

[ラハム]

「ヒェー、アッシからですか・・・」

 

[アプス]

褒美じゃ、褒美と思えばよかろう」

 

~~~数時間後~~~

 

[アンシャル]

「このような生物ができました」

 

[アプス]

「見事だ まるでラハムにそっくりではないか(笑)

 

[ラハム]

「それはひでーですぜ。。お頭・・・」

 

©CAPCOM

 

[アプス]

「これで人間共の支配開始とクリスタル回収の始まりだな

 

 

弐話 終わり