〝yasuさんは笑えていますか?〟


皆様から一番多く寄せられた質問です。
お気遣い本当にありがとうございます。


その答えなら、イエス。
ちゃんと笑えています。


確かに、中止の発表直後は、皆様がご心配してくださっているように、笑顔を見せる余裕すらなかったかもしれません。


突然の症状の悪化による肉体の痛み。
皆様に会いたくて、ツアーの日程に間に合わせる為に全力で調整してきたにも関わらず、直前になってツアーを断念せざる得なかった自責による心の痛み。
yasuが感じたであろうそれらの〝痛み〟や〝傷み〟は、僕の想像を遥かに超えるものだったと思います。


中止を決めた時、なんとかyasuを励ましたくて、「大丈夫だから」とか、「心配ないよ」とか、声をかけてみようとしたけれど、〝yasuがしてきたこと〟を彼の近くでずっと見てきた僕には、頭に浮かんできたどんな言葉も安く、嘘っぽい気がして、結局は何も言えませんでした。


「そっとしておくのが一番」とか考えたりしながら、その日から2週間くらいは僕もyasuとは意識的に会わないようにしていました。
でも、その間も実は、気になって気になって仕方がありませんでしたけど。

「今日は痛くないかな?」「ご飯食べてるかな?」「笑えてるかな?」などなど。

もう、皆様と一緒です。
ブログやツイッターに頂いたコメントを見ていると、まるでそのときの自分の心を代弁してくださっているかのような気さえしてきます。


だからまずは安心してください。
今は、ちゃんと笑えています。
皆様ご存知の、クシャクシャってしたあの笑顔で。


最近は、yasuの笑った顔が見たくて、無理やり用事を作って彼に会いに行ったりしています。

健康な僕が、病気療養中のyasuの笑顔に癒されているのだから、何だか妙な感じです(笑)。




ただ、笑顔は増えましたが、yasuの体と心の〝傷み〟は、そう簡単に消えるモノではない、というのも現実です。



ファンの皆様の中には、私も早くyasuの笑った顔が見たいんだ、と言う方もいらっしゃるでしょうが、
yasuが皆様に見せたいのは、スタッフに見せるソレとは違う〝本物の笑顔〟です。
できれば、彼のそんな想いを汲んで頂き、yasuが皆様に、心からの〝本物の笑顔〟を届けられるその日まで、お待ちいただければ嬉しく思います。


もう少し、お話したいと思っていましたが、ちょっと長くなりましたので続きは次回にいたします。
また、お付き合い頂ければ幸いです。
思った以上に大人しめだった気もするので、次こそハイテンションでぶっ飛ばして行きたいと思っています。
何卒よろしくお願いいたします。





Acid Black Cherryプロデューサー
菊池 真太郎