こんにちわ
 
千紗です
 
 
 
 
不倫発覚から2年くらいたった頃かな~?
 
 
夜の11時過ぎ
 
家には高校生の下の息子と私だけ
 
 
もう息子も部屋に寝に行って
 
リビングには私ひとりだけ
 
 
その時ね
 
猛烈に寂しさが襲ってきたの
 
 
私の身体だけがそこにあって
 
他には何もなくて
 
温かいものが何もなくて
 
強烈な孤独に襲われたのね
 
 
誰にも触れてもらえない一人ぼっちのわたし
 
 
寂しくって寂しくってしかたなくて
 
居ても立ってもいられない気持ちになって
 
息子が寝ている部屋に行ったの
 
 
「ちょっといいかな~?」
 
 
「悪いけど・・・ お母さんをハグしてくれないかなぁ?・・・」
 
 
 
ただごとじゃない雰囲気を感じ取ったのかな?
 
息子は体を起こしてベッドに腰かけ
 
そ~っと手を広げてくれました
 
 
あったかかった。。。
 
 
そのあったかさに心の緊張がゆるんで
 
高校生の息子の腕の中で、おいおい泣いてしまった
 
 
おそるおそるだった息子の手にだんだん力が入り
 
トントンと背中をたたいてくれて
 
 
そうしていくうちに
 
私の心もだんだんの落ち着いてきて
 
何ともいえない安心感に包まれたの
 
 
ひとりぼっちだと思っていたんだな~
 
辛かったんだな~
 
もうギリギリだったんだな~
 
ひとりぼっちじゃなかったのにね~
 
 
 
「母さんは。。。

あなたのことが大事だよ。
 
あなたにどんなことがあったとしても
 
あなたの幸せを願っているよ。
 
あなたが幸せならそれでいいよ。
 
それ
 
母さんは、
 
自分に言ってあげないといけないんじゃないかな~?」
 
 
そう言ったら
 
 
「よくわかってきたじゃん!」
 
息子はそう言って
 
ポン!と背中をひとつたたきました
 
 
 
 
 
その時のことが
 
今もわたしの心を押してくれています
 
 
どんなことがあったとしても

あなたがあなたを大事にしてください。
 
あなたの幸せをあなた自身が願ってください
 
 
それは
 
あなたのまわりの大切な人の幸せでもあります



{60720C27-40C2-4C84-9227-E7AEDEB8733A}