【はじめに】子どものアナフィラキシー体験について | アトピーにやさしいごはん

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粗食(菜食)→肉食系糖質制限(糖質ゼロ目標)→ゆる低炭水化物食を実践中。4才と1才の子育てママ。いいとこどりしたレシピを更新中。

これから、アレルギーの子どもさんがいらっしゃる方の参考になるかと思い、うちの記録も兼ねてアナフィラキシー体験を書いてみようと思いました。



最初にお願いがあります。

アナフィラキシーは、周りの大人の不注意・不覚から起こることです。

親や身内の可能性が高いです。



子どもには本当に申し訳ない思いでいっぱいです。

親のせいだけど、親もかなり心を痛める出来事です。

だからどうか、「親の自覚が足りない」とか、「そんなの危険に決まってるだろ!」とか「判断が間違ってる!」などと言わないでいただければと思います。



目の前で子どもが死にかけて、冷静な親はいません。
頭が真っ白のなか必死で下した決断です。

後から原因を究明し、こうすればよかったねなどという話し合いはきちんとしています。




私の感覚では、母親の自覚が一番高く、正直なところ父親であっても意識は低めです。祖父母も低めです。


それは、母親は日々子どものお世話をしますから、小さな事故は見てきているのに対して、父親は仕事でそれらを見ることができません。



親の世代や祖父母の世代には、アレルギーの子はほとんどいませんでした。

だからなのか、「ちょっとくらい食べられるだろう」とか「少しは食べさせて慣れさせないと」という考えの方は多いです。

(ここではアナフィラキシーに対することで、多少の湿疹程度なら食べさせた方がよいともいいます)




うちもそうでした。
特に最初は夫婦間の認識に溝がありました。


なので、夫には、子どものアレルギー症状を経験してもらわないと、アレルギーに対する家族の認識は向上しないと思っています。



私からしたら、それって危ないんじゃないのと思っていても、夫の判断を見守ることがあります。

その結果アナフィラキシーになったことがあります。



でも、夫はそれを機に成長してくれました。

できるだけ食べさせる前に、原材料の相互確認をしてくれるようになりました。

私の話に耳を傾けてくれるようになってきました。



未熟な親ですが成長の過程と捉えていただいて、見守っていただけると幸いです。